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2009年11月10日

トップ下が機能していなかった。

 一昨日の試合。チームは富山にやっと引き分けたが、リーグ戦ではここ6試合で2得点しかとれていない攻撃陣に問題があったのは明らかだ。

  8月には複数得点の試合がかなり多かったのにそこから攻撃力は下降線を辿って現在に至っている。

 原因は守備の安定性を求め上里を左サイドバックから外したことや、西が怪我で離脱してしまったことなどいろいろあると思うが、これまでシーズン当初から積み重ねた戦術が現在は機能していないのが痛い。

 キリノのワントップが機能していないという意見もあるだろう。
 ワントップだとキリノのポストがうまくいかない上、キリノに当てるボールが集中して狙われてしまっている。ただ、ワントップの戦術でうまくいっているチームは多い。ワントップでもトップ下の2人がFWをフォローする動きが良質ならば問題はないと思う。

 これまでワントップでのトップ下が機能していなかったように思われる。

 これまで西の離脱後は宮澤と上里をトップ下で使ってきたが、この2人のトップ下ではあまり結果をだせていない。

 そのこともあり、一昨日の試合はハファエルをトップ下に使ったのだろう。サイドも古田がいないので右サイドに起点をつくる意味でも上里を使ったことは十分にわかる。(ただ、上里は左に入れるべきであった。少なくとも良質のクロスを配給するためには。)

 やはり宮澤と上里の並びは得点をとるということでは現在の彼らの働きでは不十分。トップ下と言っても2人の内1人はバランスを考え下がることが多いのだが、決定力という部分でみれば物足りない。

 今後はハファエルを先発で使っていくことがベターだと思う。ただ、来年のことを考えると以前の報道ではハファエルはチームを去る可能性が高い選手らしい。今後はハファエルを中心にと考えるということができないことは歯がゆいだろう。

 来年のチーム編成を考えると悩む部分が多い。

 もっともニトリの問題でチーム編成が白紙になったので今後どうなるのかは不透明なままだ。

 今後どのような布陣で臨むのかは監督も頭を悩ませていることだろう。

posted by 孔明 |19:38 | 戦術 | コメント(2) | トラックバック(0)