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2009年10月28日

足下の技術に秀でたテクニシャン

  今日の道新燃えよコンサドーレ。栃木戦の岩沼のことが書かれていた。

「元来は中盤の選手で足下の技術に秀でたテクニシャンで、サイドバックの層が薄いチーム事情、守備意識を植え付けるという意味で勉強中であった。」

  今年になってベンチを温め続けようやく出場できた栃木戦。大森氏は3年で出られるのは良い方と言っていたが、トップチームでの出場は1期下の横野や高校生の古田にも抜かれて、本人は焦っていたと思う。

 岩沼は本来はボランチの選手。ただ、サイドバックの選手がなかなかいないため、昨年も今年も練習ではサイドバックはやっている。おそらくボランチよりもサイドバックをやっている方が多いのではないか。ゆえに本番でもそんなに違和感なくやれていたと思う。

 初めこそ戸惑っているように見えたが、後半は完全に慣れ、クロスの精度も良かった。

 クロスと言えば練習でもサブメンバーではコーナーやフリーキックでのキッカーをやっている。センタリングやアーリークロスも良いものを見せていた。キックには自信があるのだろう、左利きという利点も生かしてその精度を武器にしてほしいものだ。

 課題は「速くて強い相手に対して当たり負けないフィジカル」。栃木戦では相手ボールを奪い取る強さも見せてくれたが、強い相手はまだまだいる。その相手からいかにボールを奪うか、そしていかにボールを奪われないかがポイントだろう。

  仙台戦は石川が戻ってきて出場することができなかったが、これからまだまだ出場のチャンスは巡ってくるだろう。3年目とは言え、くすぶっている余裕などない。今年はいわゆる勝負の年になるだろう。残り試合は少ないが練習からしっかりアピールして 出場機会を増やしてほしいと思う。

posted by 孔明 |19:30 | 選手のこと | コメント(2) | トラックバック(1)