スポンサーリンク

2009年08月25日

4-1-4-1

  土曜日の鳥栖戦。システムは4-1-4-1のツーシャドー。

 キリノがワントップで割合自由に動いていたのだが、西と宮澤はバランスをとって上下動していた。キリノにとってはワントップが合っているのだろう。得点シーンでもキリノの得意なDFの裏に抜けるような動きを見せ、宮澤のスルーパスをスペースで受けて決めていた。また、左右への動きも多く、スペースのある方がいきいきとして見える。

 ダニルソンもワンボランチが合っているのかもしれない。その運動量は底なしで、ボランチがもう一人いるよりも周りを自由に動けて、スペースを有効に使うことができ彼に合っているかもしれない。

  ただ、宮澤と西の位置は微妙だと思う。西と宮澤の関係を見ると西が上がり目、宮澤が下がり目の位置関係。攻撃の時には西や宮澤が前線に上がっていた。
 2人は実際はツーシャドーとは言えなくて、宮澤が下がり気味でバランスを保っていた。西の運動量はかなりなものが要求されている。守備の時には下がって、攻撃のときにはトップまで上がらなくてはならない。

  それだけスタミナが要求される大変なポジションだ。宮澤はボランチでもなくトップ下でもないそれこそ微妙なポジション。攻撃の時には西を追い越して前線に駆け上がるシーンも見せていた。

 しかし、2人でパス交換をするとなると狭苦しく見える場面もあった。重なる場面こそなかったが、特に宮澤が窮屈そうに見えた。

 できれば西にはFWとして前線に張ってもらいたいと思っている。キリノのことがあるがFWの方が彼にしてもやりやすいし、得点のチャンスも増えるのではないだろうか。

  そして宮澤が不調なときにはその位置に誰かドリブラーを入れたい。古田が入れば面白い攻撃がさらにできるような気がする。

 攻撃は得点パターンも豊富になり、面白くなってきた。後は守備だ。

posted by 孔明 |20:04 | 戦術 | コメント(2) | トラックバック(0)