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2009年03月16日

得点パターンを早く熟成したい。

  昨日の試合。

 気になったのは昨年からの問題点であるクライトン頼りの攻撃。

 「持ちすぎ」とひとくくりにするのは多少乱暴すぎるようにも思えるが、他のブロガーさんも書いているとおり、他の選手がボールを持ってもすぐクライトンを探し、クライトンに預けてワンクッションをおくために攻撃が遅れてしまうこと。

 昨日の1点目はクライトンを経由しないでぽんぽんとパスをつないでからの征也のクロス。2点目は上里のコーナーキックから。クライトンは確かにすごいのだが、クライトンを経由すると得てして攻撃のスピードが鈍ってしまうこと。

 遅攻でも相手を崩す攻撃力があればいいのだが、まだその力は十分ではない。相手に守備の時間を与えてしまうととたんにその攻撃力は怪しくなる。

  悩ましいのはクライトンがJ2レベルではないこと。困っている時には本当に頼りになる選手だからだ。
 
 できればクライトンのキープ力を生かした攻撃と速攻が程良くミックスされればよいのであるが、そこら辺は今後の課題だろう。

 一番困るのが、ポゼッションしてもフィニッシュにいたらず、逆に手数をかけずに逆襲されて簡単に失点してしまうこと。第1戦と第2戦を見るとそこら辺の対応はチョウや吉弘がしっかりケアしてくれているので、問題にはなっていない。しかし今後は対戦相手も十分に研究してくる。

 そのためにも得点パターンを早く熟成したい。

 昨日は結果オーライだったが、この点を改善しなければ勝ち点を積み上げられないだろう。もっとも石崎監督や選手達は十分すぎるほど認識しているはず。

 ただ、昨日の砂川やキリノのゴールはチームとして自信につながっただろう。昨日のゴールが良い方に転んでくれればと思う。

posted by 孔明 |19:20 | 戦術 | コメント(2) | トラックバック(1)