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2008年12月20日

やはりポゼッションを高めなければ

  今日の道新の「プレーバック2008コンサJ2降格」の福田記者の記事。

 三浦監督は「中途半端なチームづくりを嫌い、フィジカルが弱く、戦えない選手を起用せず、技術不足に目をつぶり「高く」「強い」選手に特化」したという話があった。

 おもしろかったのは「ある選手が「180cm以上ないとスタメンででられませんから」と苦笑しながらつぶやいた」とのこと。

 そして技術不足はボールがまわらない状態を引き起こし、中盤でボールが落ち着かないことで徐々にダメージを受けて終盤に崩れるケースが何度もあったとしている。

 確かにポゼッションができないことは致命的であった。対戦する相手のパスワークで崩され守備に追われる時間が多くなってしまい、疲労が蓄積される。そして肝心の場面で持ちこたえられない。DFだけの責任ではなく、構造的な欠陥ともいえるものをこのチームが持っていたことは否めない。手数をかけずに攻めることは良いとしてもポゼッションで相手を崩す場面もなければJ1で通用しないであろう。

 来季はJ2が舞台。補強の動きを見るとチームは1年でJ1に昇格する気が満々のように思える。そのためにもポゼッションで相手を崩す場面を多くしなければいけないだろう。

 J1に昇格してもその部分で課題を持ったまま上がってもまた同じことを繰り返すような気がする。

 その意味では石崎監督に期待するものは大きい。

 

posted by asa3804 |19:29 | 戦術 | コメント(6) | トラックバック(1)