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2008年11月04日

HTBのコンサドーレ特集

 HTBのイチオシでコンサドーレの特集をやっていた。

 「北海道企業もなかなかお金を出せない。スポンサーを増やすことは難しい。難しいということを前提としてチーム運営を考えなければいけない。」と北海学園大学の小田教授からコメントをとり、経営が苦しい状況を説明し、さらに今年の動員数が当初の見込みより少なかった。そして今後どうすれば良いかを苫小牧駒沢大学サッカー部の監督をやっている古前田氏に聞いていた。

 古前田氏は日ハムが札幌にある現状から札幌を離れ、違う都市に移転するようなアイデアを出すべきと言っていた。それにはプロチームのない道内の都市に移動すれば地域のバックアップが得られるのではという番組の理由付づけがなされていた。そして札幌ではコンサドーレは影が薄い存在になっているとのこと。

 サポーターとの間で11月末までにチームのビジョンを出す約束になっていることを示し、明確なビジョンを示さなければ本当に市民から見放されてしまうのではないかとしていた。

 古前田氏の意見以外は目新しいものはなし。せいぜい5~6分の特集ではあんなものかと思うが、それにしても古前田氏の意見は極端だった。それを大きく取り上げる方も取り上げる方だが、なぜ後発プロスポーツに押されて札幌をでなければいけないのか。頭に「札幌」がつけられているが、コンサドーレは北海道のチーム。何か番組制作者の無責任さを改めて感じた。

 番組特集のコーナーは佐藤アナのコーナー。佐藤アナ本人が作ったのかどうかわからないが、佐藤アナはコンサドーレ設立当時からコンサドーレと関わりつづけ昔はVIVAコンサドーレをやっていたはず。

 HTBはこれまでも無責任な報道が目立つのだが、そんな特集を組むのなら1試合でも試合の中継をしてほしいものだ。

posted by asa3804 |18:41 | マスコミ | コメント(7) | トラックバック(1)