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2008年03月08日

別に悲観することはない。

 前半は試合になったが、後半は試合にならなかった。選手達のがんばりは見えたが、 やはり鹿島の選手達の個人技や戦術はかなり上だった。

 前半はよくDFはラインを上げて頑張っていたが、そのラインの高さを徹底的に狙われてしまっては仕方がない。DFへの不満はフィジカルの弱さ。背の低いマルキーニョスにたびたびドンぴしゃのヘッドをされてはいけない。そのほかにもヘッドをすらしてしまったり被ったりする場面が多かった。今後のDFラインが心配だが、今のDFラインの高さは保つべきだ。中盤であれだけボールを拾えなければ簡単に裏のスペースにボールを出される。ただ、チームの連携はまだまだ向上するはず。連携があがれば必ず今のDFラインが生きてくる。

 大きな問題は中盤での落ち着きのなさ。中盤でボールがもてないので仕方がないのだが前半は縦ポンと前線からのプレスからのこぼれ玉を拾い少しはまともな攻撃もあったのに後半、中山を代えてからはまったく攻撃の形にはならなかった。今は縦ポンしか攻撃の手がないのにターゲット1枚ではいかんともしがたい。

   やはりボランチがボールをさばくことができなければJ1では勝てないことを痛感させられた。

 ただ、今後はクライトンがある程度ボールを落ち着かせることができれば期待はできるだろう。
 救いはチーム全体が発展途上だと言うことだ。クライトンが中盤でボールをさばくことができればサイドの攻撃も活発化するだろう。

  個人の能力もない上、中途半端な戦術しかない状態のチームが完璧な状態の戦術をもっているチームと当たってしまったことを不運だと思うしかない。

 今日の試合は別に悲観することはない。チーム戦術の向上を図れば勝ち点は必ず奪取できる。
 

posted by asa3804 |18:25 | 今節の反省 | コメント(2) | トラックバック(0)