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2007年12月13日

勝手に2007年総括~MF編

ボランチ編

 ボランチは前半は芳賀、カウエのコンビ。後半は芳賀、大塚のコンビ。終盤は芳賀、ヨンデのコンビが多かった。コンサは戦術的にボランチは攻撃よりも守備にウエートをおいていたため仕方がないかもしれないが、ボランチの攻撃力にははっきり言って物足りなさを感じた。
  攻撃時にもボランチが上がらないためルーズボールが拾えず、また、ロングボール中心の攻撃のせいで攻撃の起点にすらほとんどなれなかった。

 芳賀はボランチの中心としてほとんどの試合に出て良いプレーを随所に見せてくれたが、相方よりもより守備に重点をおいていたのはベンチからの指示だったのか。この点はどうも納得がいかなかった。
 カウエは少しは攻撃的だったが、軽いプレーを連発して不安感がぬぐえなかった。

 大塚はパスカットの力は素晴らしかったが、いかんせんパスの能力に乏しく守備の人以上のものは望めなかった。ヨンデは芳賀とのコンビネーションがよかった。積極的な攻守で終盤コンサが踏ん張れたのも彼の力が大きい。

  来年ボランチがどのような戦術をとるのかはわかないが、今年のような戦い方ではJ1での苦戦は免れないだろう。

 サイド編

  右サイドは藤田がポジションをつかんだ。終盤は怪我で何試合か出られなかったが、
得点やアシストなど素晴らしい結果を残した。突破力は目を見張るものがあったが、スピードに強弱をつけることや縦だけではなく横の動きもこれからは工夫してほしい。

  左サイドは西谷の存在なくしては語れない。攻撃の駒が足りない中で孤軍奮闘で味方を引っ張っていった。彼の今シーズンの活躍なくしては、コンサの優勝はなかっただろう。 他の選手には見られない天才肌のプレーは異彩を放っていたが、コンサにはなくてはならない選手だ。心配は来年のパフォーマンスだ。怪我で調子を落とし終盤の試合に出られなかったが来年も良いパフォーマンスが見たいものだ。

  砂川は前半はベンチにいて切り札的存在だったが終盤は攻撃の中心として腐らず1年間プレーし、さらに短い時間で結果を出し続けてくれたことには、感謝したい。J1での試合は彼をより活性化してくれると信じたい。

 終盤の救世主の岡本と西。彼らがいなかったら惜しいところでJ1昇格を逃していたかもしれない。岡本は間違いなく来年からコンサの中心選手になるだろう。課題のスタミナをオフにつけて世代別の代表でもフル代表にでも早くなってほしい。西は私の中では予想外の活躍だった。愛媛戦のゴールが確かに印象に残るが、最終戦の水戸との戦いでダビの同点ゴールの起点となった砂川へのヘッドのパスは彼に相当な自信をつけさせただろう。

  他のMFではやっぱり上里にはなんとしてでも、出てほしい。何試合か出場したが、パフォーマンス的にはとうてい満足できるものではなかった。守備重視の監督ゆえになかなか出場する機会はないが、攻撃力が必要となるJ1では必ずチャンスがあるはずである。

posted by asa3804 |23:34 | 今季 | コメント(4) | トラックバック(0)