2007年09月10日
第4クール展望1【戦略】(スタートダッシュを。そして焦らず冷静に戦おう。)
いよいよ土曜日から第4クール。 J1昇格がかかるだけに悔いのないように、戦ってほしい。 各チームがコンサの戦術を研究し、補強も進んでいるなか、補強すらC契約の外国人だけというコンサがいかにして戦うか。残りは12試合。 言われている昇格ラインの勝ち点は90。残り試合から言うと6勝6敗で到達する。引き分けがないのは現実的ではないので5勝3分け4敗位が妥当な線であろうか。 引き分けがあってもとにかく6勝すればOKだと思うが、コンサの場合はその6勝をどこからとるかが問題となる。目標をなくした下位のチームからとることが現実的だが、コンサの場合には下位のチームは決して戦いやすいチームではない。ここまでは昇格争いを行っているチームをお得意様としているが、第4クールでは昇格争いを行っているチームから勝ち点3をとることは容易ではない。 下位のチームを不得意にしていることについて、FMのAIR-Gのコンサドーレのコーナーで平川氏が「愛媛、徳島などは、ハードワークをしてくるチームなので、コンサの場合にはよりハードワークをしなければ勝てない。第3クール終盤の足踏みはそのハードワークができなかったから。」と言っていたがまさに、夏場の疲れや日程の関係などで動けなかったことが影響したのだろう。 上位のチームをお得意さまとしているのは上位のチームは「うまい」チームでそれほどハードワークをしてこないので、「うまくない」コンサもある程度ハードワークをすれは太刀打ちできるということなのだろう。 ここに第3クールまでのデータとして、中2日及び中3日での試合結果がある。 第3クールまで全36試合消化 そのうち中3日と中2日での試合が17試合あって 中3日 6勝1敗1分け 中2日 1勝3敗5分け となっている。 コンサの全負け数の6つのうち、中3日と中2日での負けが4つもある。 またコンサの全引き分け数の9つのうち、中3日と中2日での引き分けは6つとやはり多い。そしてさらに言えばそのほとんどが中2日での結果である。 こういう数字がでると、中3日まではなんとかハードワークができて中2日になるとハードワークができず、負けや引き分けが多くなると言った状況が明らかになってくる。 第4クールは天皇杯に伴って生ずる中2日もカウントして中2日が3試合ある。そのうちの2試合が不得意としている愛媛と草津の試合である。この3試合をなんとか落とさない、あるいは他の試合で頑張ってこれらの試合の結果をカバーするといったことが必要となる。また、C大阪戦前の天皇杯は思い切って、トップのメンバーを休ませ、控えやサテライトのメンバーを出すことも考慮すべきである。 10月は中2日の試合が続く、10月に負けが込むと厳しい。そのためには9月の試合でスタートダッシュを図ることが必要となる。第3クールはスタートダッシュが良かったため、最後に負けが込んだが結果はまずまずだった。第4クールもスタートダッシュで10月、11月を余裕をもって戦いたい。 今は追いかけられている気分に陥りがちだが、追いかけている方は大変だ。追いかけているチームにとって勝ち点1になるか勝ち点3を取るかの差は大きい。特に3位以下のチームはこれからサバイバルに入る。勝ち点3を得るために焦り、下位のチームに取りこぼすことは十分に考えられるし、それぞれが潰し合うことも期待できる。3位に勝ち点で10も差をつけているコンサの方が有利で余裕がある戦い方ができることは明らかである。 サポを含め焦らず、冷静に第4クールを戦っていけばJ1昇格は必ずできる。
posted by asa3804 |19:34 | 戦略 | コメント(0) | トラックバック(1)