2007年08月01日
閉塞感を打開せよ。
第3クールの出だしは監督が言うとおりある程度満足の行くものだとしても、ホームで勝てない焦りや失点の増加がチームを今後悪い状態に導く恐れも十分に考えられ、コンサのチーム状況に最近は何か閉塞感を感じてしまう。
その閉塞感を打開する方法の一つが補強であろう。
他チームの補強が続々と決まっているなか、コンサの補強話も新聞に出ては、あの選手がほしいだのこの選手はどうだのとサポも一喜一憂している状況だ。
補強については新聞の情報ではFWの選手の名前が多くあがっている。
現在のチームの状況を見ると確かにFWは必要に思われる。枚数も足りないし、足の速いFWもいない。
ただ、FWの補強にばかり期待していいかというとそうばかりではないような気がする。
よくコンサの攻撃は4人だけで行い、他のフィールドプレーヤーは守備重視と言われている。
攻撃の4人とはFWの2人とサイドのMFの2人(西谷、藤田)だ。
コンサの生命線はサイド攻撃だ。西谷と藤田のサイド攻撃でこれまで何点も取っている。そしてコンサの他の攻撃パターンとしてはFWへのロングボールや速攻、セットプレーか。
しかし、これらの戦術が相当研究されてきていることは確かである。
攻撃の弱点の一つは、私はボランチの攻撃参加不足と思っている。もっともっと攻撃参加をしてほしいと思っている。ボランチは以前はカウエと芳賀。現在は芳賀と大塚。監督がカウエを先発のボランチで使っていたのは多分にその攻撃力を買っていたからであろう。ただ、そのカウエでさえ、なかなか攻撃に絡むことができず、ボランチからの攻撃には非常に不満がある。もっとボランチの攻撃参加を増やすべきだと考えている。
ボランチはやばり攻撃も期待できる存在であってもらいたい。そのためには補強も良いであろうし、サテライトからの抜擢もよいであろう。ただ、1番期待したいサテライトからの抜擢はその候補者である上里や智樹の能力がまだ監督を満足させる域まで到達していないことにもどかしさを感じてしまう。
現状で一番てっとり早いのは砂川をボランチに使うことだと私は思う。砂川だと攻撃参加を十分に期待できる。ただ、これには当然リスクが伴う、砂川は守備は期待できないことから、相方のボランチの運動量が増大することと、砂川が攻撃であがったスペースを相手に利用されること。なにより控えの攻撃のジョーカーを失うこと。
しかしシーズンを通して考えると今が転換期のような気がしてらない。コンサの戦術が研究されてきた今、何を手を打たなければならないことも確かであろう。FWの補強も良いが、個人の能力に頼るというよりも戦術の転換も考慮に入れるべきではないか。この閉塞感を破るためには何らかの手を打ってほしいと切に願う。
posted by asa3804 |22:14 | 戦術 | コメント(2) | トラックバック(0)