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2006年06月25日

上里の「点」と佐藤の「存在感」

  サテライトの試合の経過は皆さんが詳細にレポートをしているので、特に言うことはないが、今日は上里とGK佐藤のことについて書きたい。

 まず、佐藤。
 悪いが、そんなに期待はしていなかった。しかし、彼は十分に使える。

 彼が持っているものは「存在感」。声も出るし、コーチングもいい。そして何より良いところは思い切った飛び出し。その迫力は他の選手にも良い影響を与えそうだ。サポと一体感を味わえる選手だ。なかなか良い選手をとったものだ。

 そして待ちにまった上里。今日は対人プレーはあまりなく、運動量も少なかったが、卓越した視野の広さ、ロングパスの正確さはやはり、並の選手ではない。
 上里が持っているものは、「点」。
 
 誰よりもすばやく、配給先の選手の到達点とボールの到着点を予測し、パスを出すことができる。

 ボールを奪うときも、そのタイミングを逃がさない。その瞬間の判断の速さと俊敏さはすごいとしか言いようがない。

  上里は、本当の意味での司令塔タイプだ。私はコンサのなかで人を使える選手は上里と西谷だけだと思っているが、ただ西谷は局地戦で力を発揮するタイプだが、上里はグラウンド全体の流れを作る、指揮者だと思う。 

 上里の潜在能力は非常に高い。
 私は4年後のワールドカップの会場に日本代表として上里が出るだろうと信じている。

posted by asa3804 |20:31 | 選手のこと | コメント(2) | トラックバック(0)