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2005年12月03日

一戦必勝

不安と歓喜で幕を開けた2005年も、あと一試合で終わり。

「俺達の札幌」で幕を開けるかと思ったところに「あーかーとくーろーのほーこりをっ!」をかけられて
かなりずっこけ気味に開幕したのが何年も前のようだ。
(今となってはいい思い出・・・・な訳あるかい!
 でもあの曲はある意味フェイバリッツにまで上り詰めた)

札幌のゴール裏に入るようになってまだ2年足らず。
自分が出来る事はとても限られているが、
それでもやっぱりチームをサポートしたい。

戦力外の話題には、今はまだ耳を貸したく無い。
そんなもんはシーズンが終わってからやってくれ。
今年は結局昇格出来なかった。
「それでもよくやったよね」
なんて、思っててもいいけど(正直、思ってる)言っちゃいけないんだ。多分。

確かに去年は最下位だ。それはそれ、これはこれ。
俺達はJ2で6位のチーム。
これが今のコンサドーレ。ハッキリ言って、弱い。

昇格する為には強くならなきゃいけない。
強くなる為には、変わらなきゃいけない。
強くなる為には、このチームですら出れない選手に何らかの手を下さなきゃいけない。
強くなる為には、新しい血を入れてサラサラ血で行かなきゃいけない。
強くなる為には、時として残酷をしなきゃいけない。
強くなる為には、新陳代謝をしなくちゃいけない。
強くなる為には、メランコリックじゃいられない。

色々思うところはある。
センチメンタルに浸りたい時だって当然ある。
でも目の前に敵が居る。
敵を破れば、建前の目標に手が届く。(可能性が出来る。)

本音の目標に届かなかった今、
今年を懐かしんでる場合じゃない。
前を向いて歩いていこう。
目の前の敵をのしていこう。

札幌が進む道は、険しい戦いの道なのだ。
J1に昇格するという事は、他のチームに涙を流させると言う事だ。
優しさは、戦いの合間に見せればいい。
たとえ相手が最下位でも
たとえ戦力外通告された選手がいようとも
目の前の敵を倒す為に、選手を後押しする。それがサポーターの仕事だ。

札幌ドームを揺らそう。
精一杯の声と、拍手と、動きで。
草津に「もう敵わない」と思わせよう。
圧倒的な攻撃と、声援と、得点差で。
それが、明日やる事だ。負けたらどうする?

やる前に負けること考える馬鹿いるかよ!

行くぞ札幌!草津にはスマンが、今年の憂さを全て晴らさせてもらう!!!


posted by アラブの旅人 |01:31 | 由無し事 | コメント(0) | トラックバック(0)

2005年12月02日

背番号4の日々

チキンペッカーには、何度も足を運んだ。

麺屋三四郎にも行った、モエレ沼公園にも行った、イサム・ノグチ展にまで、行った。
2002年11月30日伝説の日
見に行かなかった己の不明を呪って、泣いた。
2005年5月4日曽田の曽田による曽田の為の試合の日
CSも入らない北陸の実家で12netのメールを見ながらもっと泣いた。

初詣は、DFラインの安定と勝利昇格を祈願する。
財布に曽田ウィズユーカード(未使用)が入っている。
ニットマフラーに曽田の顔が描いてある。
4番ユニを着た札幌サポーターを見ると「よっしゃ」と思う。
シースペースに500円募金しに行った。 

代表しか見ない上司に「誰なの、曽田って?」などと聞かれる。熱っぽく解説してやった。
CS放送に加入した。
勝った日は曽田が良かったと喚き散らしながらニコニコ歩く。
負けた日は曽田は悪くなかったと独り言を呟きながらトボトボ歩く。

人からの信頼を3つは壊した。
試合の翌日、曽田が良かったんだよとか、
曽田は良かったけど残念だったんだよとか一人で言っている。
http://sodanbros.cocolog-nifty.com/ というURLについ反応する。
アレキサンダー・マックイーンのデザインに反応する。
メガドライブのゲームはアレしかやらない。
好きな日系アメリカ人彫刻家(他かなり多彩な芸術家)を聞かれたら必ずにする。
宝くじが当たったら半分は加賀の完全移籍用資金として寄付する(マジで)。

バスツアーの時、一人で4番レプリカを着て山手線に乗る。
曽田が、日本代表になればいいなと誰も聞いてなくてもしつこく言っている。
なって当たり前、と思っている。
ゴール裏で友達が出来たらいいな・・・
ゴール裏で出会った人と結婚出来ればいいな・・・・
スタジアムでは、よく通る曽田ァァァアアァァァア!!!!!で知られている。
泥酔して裸になったことを知られている。

空気が読めないヤジでリアルに〆られかけている。

月曜日は声が枯れている。
勝った試合のビデオは実況に曽田が褒められたシーンを5回は見る。
負けた試合は曽田がハイボールを弾き返したシーンだけ見る。
見ないことは無い。

メモ帳に「こんなソダンはイヤだ」用のネタを記入している。
インターネットで複数の名前を使い曽田を擁護する。
仕事の途中で、不易流行を頻繁に覗く。
出張は、ホーム遠征にあわせようとするんだが、
そもそも北海道支社が無いので社長に札幌支社を作るよう懇願している。
いろんな衣類に曽田のサインが書いてある。
すべてのスケジュールは曽田を中心に決める。
そしてふと考える。
北海道の人みんながこんな気持ちになって、こんな生活をしてくれたらちょっと怖いなと。

さて今日も、ソーダを飲みながら私は思う。
私にはこんなに夢中になれるチームがある。
心から応援できる曽田選手がいる。
私は、シアワセだ。
がんばれ、コンサドーレ札幌。
勝つぞ、コンサドーレ札幌。
曽田雄志が、ついてるぞ

11人の男たちに乾杯。
12番目の俺たちに乾杯。

曽田雄志に、乾杯。


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posted by アラブの旅人 |01:02 | 神に仕える子羊の詩(うた) | コメント(0) | トラックバック(1)

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