2006年12月22日
雪辱:「辱め」を「雪ぐ」
雪辱である。 「雪」という字には、「すすぐ」という読みと意味がある。 すすぐ。誰でも解るだろう。「ヨゴレ」を水で「洗い流す」。そう。すすぐ。 「雪辱」つまり、「辱め」を「雪ぐ(恥、不名誉を:はらす)」 他意はないが、この感覚(穢れを雪ぐ)はこの国固有の考え方である。 俺のいう事が何か解らない奴は、このリンク先を見て俺の意図する意味を知れ! 何!?解らない?お前はアレか? 義務教育完了してねぇか?熱烈サポゾーン、あるいはアウエーB自由で腕組み野次ってるか!? 解ってくれ。あの、一縷の望みに手を延ばし、声を嗄らし、血反吐を吐く思いをして、 結果、望みが繋がるかと思ったら、一気に奈落。否、それ以上。 彼奴らは天上に。我らは地獄の釜の底に。 そう。落ちたのではなく、落とされたのだ。徹底的に、落とされた。俺達は、被害者だ。 そしてその責任は我らサポーターにある。そう捉えるべきだ。 そう。我らのせいで、彼らはすすぎきれない、漢字で書けば「雪ぎ切れない」 そんな耐え難い、雪ぎ難い屈辱を浴びたのだ。 我らは這った。彼らは、飛んだ。 彼らは誰だ?そう。甲府だ。 2005年第三クール。三原のゴールで勝った小瀬。 アウエーと、ホームと、その観客の分離すら出来ていなかった、あの甲府。 穏健極まりない、仏陀ことアラブ(西アジア出身の方、どうか見逃して・・・) この俺ですら、勝った後にも関わらず「お前らそりゃありえねぇ」そう思った。 そんな運営しか出来ない奴らが、今は浦和を迎えてワッショイしてやがる! 俺達の、俺達のだったビジュやら堀井を、敢え無く首にしてやがるんだ! 舐めてんじゃねぇよ!馬鹿野郎! 当たり前の事が出来てない。 当たり前の運営が出来ない。 そんなクラブを、言い方を変えれば、札幌がJ1に上げてしまった。 悔しい。本当に悔しい。「あんたそりゃさもしいよ」そう言う人も居るだろう。 だが、穢れ(汚れではない)は消えない。 観念と漢字について、ちょっと勉強すれば誰にでも解る。 あれは、そう。穢れだ。 洗っても取れない。そう。雪がなければならない。 それが、このチャンス。 コンサドーレ札幌について纏う勝てないオーラ、人のいい、価値の無いオーラ。 それを、拭い去る。清い、尊い、貴い、一意、ただ一つのもの。そう。勝利。 それで俺達は、あの呪縛を拭い去る。そう。雪ぐ! 二日後。23日。夜。 貴方は、俺は、貴女は、彼方は。 何処で、札幌で、東京で、車中で、或いは仙台で どう過ごす!?どう過ごしたい!?すげぇ気持ちよく過ごしたくね?俺はそう! 俺は、浴びるほどの酒を飲みながら、 「やってやったぞ馬鹿野郎!」「本気出せばこんなもんだよタコ!」とか そんな事を叫んでいたい。(←仙台駅前辺りで) 忘れてはいけない。 俺達は、甲府に、あっちゃいけない試合で、あっちゃいけない負け方をした。 これは、それを雪ぐ唯一無二のチャンスだ。 逃してはいけない。死ぬ気で、限界、いや限界を超えて、 どこまでも自分を壊してでも(どうせ仕事も終わるだろう) 選手を後押し(というか暴力的に突き飛ばすような)しなきゃいかんと そんな風に俺は思うのです。 そう。お願いがある。去年のアレ(写真参照)を持ってきて欲しい。 (↑コレ) 俺達はアレを忘れてない。アレを雪ぐチャンスを虎視眈々と狙っている。 これは祭りなんかじゃない。天皇杯なんかどうでもいい。 フッキ!?あんなもんブラジル人のデフォの挙動だろ!どうだっていいよ! ログローテート設定しないで「ああ!logが溢れた!」とか言うぐらいアホ。閑話休題。 とにかく俺達は、あの泥に塗れさせられた甲府をボコボコにしたい!する! そんな気持ちを声で、サルトで、諸手挙げ打ち出す拍子で押し出すんだ! そこにご協力願えれば、こんなに力強い事も無いと、 そんな風に剃り上げた頭で思うのです。 色々ありますが、スタジアムではどうぞ宜しく。 絶対に、勝ちましょう。勝たせましょう。勝たせましょうじゃない。絶対勝たせる! 俺達が出来るのは、背中を押す事です。 溜息?ブーイング?腕組み?何の意味もねぇ。 皆が居るのはゴール裏だ!共に戦って、共に疲弊する。それがゴール裏。 お願いだから、自らの持つ全てを、札幌の未来にぶつけて下さい。 これは、そういう試合です。 そんな訳で、 バ モ ス ! どうぞ、死を賭して仙台スタジアムにお越し下さい。 色んな立場の、色んな人が、それぞれに、一つの思いを意図せずして共有して そうやって、一人一人の熱い思いでゴール裏は成り立っている。
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(「ゴール裏」が最初にあるんじゃない。一人一人がゴール裏を作った。 総体が意味を持つ。仮に一人一人が脆弱であるならば、ゴール裏などに価値は無い。 ゴール裏に来た人がゴール裏を作り、そこに様々な思いが載る。 それが、ゴール裏だ!) だからこそ、俺達は叫び続ける!この思いを、今で燃やし、未来に繋ぎ続ける。 共に、燃えましょう!
posted by アラブの殿中でござる |01:38 | こんにちはバモスです。 | コメント(3) | トラックバック(1)