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2006年03月05日

ウブな奴ら:第一節サガン鳥栖戦

遠征の朝はやはり早い。
開幕と言う事もあり、山手線やらモノレールやら
羽田第一ターミナルの搭乗口やらには結構赤黒な方が居た。
(よく見たら「ゴールで俺達を熱くさせろオーオー(片腕挙げながら一秒で)」
 な人だった事も多々あったが)

福岡は思いの外寒く、ゴール裏観戦には丁度良いだろうと予想が立つ。
福岡空港から博多へは地下鉄で5分。
博多駅で2枚切符(鳥栖への特急往復券:1600円←2枚で)を買い、
異様に高クオリティな列車で鳥栖に向かう。(マジで半端じゃ無い。座席革張り)
鳥栖までは20分かそこらでついてしまう。
鳥栖についたら何をするべきか。それは当然駅のかしわうどんである。
勝負の前に「相手を食う」事は非常に大事だ。
眼前の鳥栖スタジアムを睨みつけながら、一心不乱に啜り込む!
(かしわ肉が気管に入るとマジ咽るので気をつけたい)
圧勝
完食。どんなうどんかは現地で確かめられたし。

鳥栖スタの広場では、ウィントス君と とっとちゃん が蠢いて子供に媚を売っていた。
ウィントス君は腕の稼動幅も大きく、雄雄しい。子供にもお母さんにも大人気だ。
ウイントス のこうげき こどもは50のダメージをうけた!
(子供に嘴をつかまれるウイントス君。子供に魔の手が迫っている)

さてとっとちゃん。ハッキリ言って怖い。目つきとかバランスとか。
何を考えているか解らない。なんと言うか、爬虫類的な恐ろしさがある。
一部では引退との噂も流れた(市政50周年記念キャラクターだそうで)が、
今年も続投っぽい。頑張れとっとちゃん。いつか正キャラクターに昇格しろ!
とっとちゃん は なかまになりたそうにこちらをみている!
(非常にあいらしいフォルム。意外にダンスが上手い)

鳥栖スタには凄いビジョンが出来ていた。あれは便利だろうな。よかよか。
ビジョンは綺麗だよ。でもさ、時計ぐらいつけろよ。試合中マジで時間解んねぇし。
などと思いながら準備をしていたら、選手お出迎えをするとの事。
確かに今年は何よりも結果を求めないといけないシーズンだ。
その初戦。絶好のコンディション、モチベーション、緊張感で頑張って貰いたい。
サポーターの気持ちは余すところ無く選手に伝えたい(試合中の溜息と野次は除く)
100人は超えているだろう集団で、会場入りするバスを迎える。
「俺達の街の誇り さあ行けよ札幌 俺達は歌うのさ 赤と黒がある限り」
選手の表情は引き締まって見えたが、めちゃくちゃ緊張してたんだろうな。
ともかく物凄い気持ちの昂ぶりを感じつつ、ゲームは始まった。

いやー、ヒドかった。
パスミスに無茶な仕掛けに視野狭窄した攻撃。ただ下がるだけの守備。
全てが緊張によるものだろうとは思ったが、何ともはやw
相手のラフプレーとそれを流す審判に苛々したフッキが
怒りのFKを決めて勝利はしたが、何とも生きた心地のしないゲームだった。
林が物凄く当たって居たから勝てたが、並みのキーパーだと
ロスタイムで二点は取られてたと思う。

鳥栖側に「俺達は鳥栖を見て育つ」とか「鳥栖のサムライは死ぬここと見つけたり」
とか、色々いいダンマクが出ていたんだけども
「倒れたプレーヤーを放っておいてプレー続行するのはともかくとして、
 プレーを切る為に札幌が出したボールを、プレー再開後に返さず攻撃する」
ようなスポーツマンシップも糞も無いチームを見て育つ奴らって
果たしてどんな風になっちゃうんでしょうね。

試合後は社長にマフラーを投下したり、祝福ムード。
膝がガクガクするような緊張はようやく終わった。
終わった後は勝利に乾杯コンサドーレ祝賀会。
これをやりに来ていると言っても過言ではない。飲まない遠征はただの遠征だ。
と、お店の前に嬉しいお出迎えの言葉が。

「祝!コンサドーレ札幌 開幕戦初勝利 おめでとうございます!」

・・・どうやら2001年以前は 無かった事 になっているようでw

鳥栖いろいろ
・福岡空港から博多駅は地下鉄で5分。博多駅から鳥栖へは特急が楽。
・鳥栖駅を出て、正面に100mぐらい行ったらたこ焼き屋がある。
・たこ焼きは非常に美味しい。ここにはSHOEIじゃない方も出現するそうだ。
・鳥栖のビジョンはホントに見やすい。アウエーゴール裏からもハッキリ見れる。
・ゴール裏二階席の眺めは凄い。
・サッポロビールはバックスタンドホーム側だけかと思ったら、
 アウエーゴール裏売店にあった。
・鳥栖駅で乗車する特急は自由席が取り辛い。(でも乗車時間は短い)
・翌朝は喉がつぶれ、腹筋他胴体の内側の筋肉?が非常に痛かった。
 オフの間に身体を作ってなかった己のプロ意識の無さを実感した。
・サガン鳥栖は九州版スポーツ報知では報道されない。120円返せ。
我々の試合と同じ時間、大阪で稀代の天才が「一人昇格」の彼に鉄建制裁をしていた
 ・・・・いくらなんでも酷すぎやしないですか小野さん。

超長文になったが、今年も限界を超えて頑張ろう。


posted by アラブの旅人 |18:39 | 観戦記 | コメント(3) | トラックバック(0)