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2006年02月15日

趣味を持つ、行動をするという事

俺は無趣味である。

趣味をもっていて、その趣味に打ち込んだり、
何らかの行動を伴って趣味を実践している人は本当にうらやましいし
自分も斯くありたいと思う訳である。自分がそうじゃないから。
つまるところ、何を言いたいかと言うと、曽田選手が余りに凄いという事だ。

改めて紹介する訳でもないのだが、
先ずは以下のコラムとブログを全て熟読して欲しい。

曽田雄志の文化向上委員会
(曽田さんが余るところ無く、自らの持つ「文化」に対する考え方や
 生きていく上で芸術などとどう付き合うかを書いたコラム)
不易流行
(曽田さんが好きな言葉。オヒサルブログ。文化向上委員会より砕けている)

正直言って、初めて文化向上委員会を読んだ時、
自らの予備知識の無さ(記述対象及び、曽田選手の考え方の両者について)のせいで
「この人はいきなり何を言い出すんだろう・・・・?」
と思ったものだった。恥ずかしい話である。
だが、「ピカソについて」を読むに到り
ああ、曽田選手はきっとこんな考え方の人なんだ。そうだ。そうなんだ。
と、上手く言えないが、プラマイ諸々の感情を含めて益々応援したくなった。

さて、かなりキッチリとした考察を交えてコラムを書いてきた曽田選手が、
一面弾けた部分を見せ始めたのは「建築について」の辺りだと思う。
それまで、表題の項目に関しての自らの考えや、理想とする態度、
どう向かい合うかなど、「項目に準じた」書き方で〆ていたんだが、
件のソレではちょっと砕けている。
芸術の話、理想の話の最後に生活の部分を入れてきた。
評論する立場の曽田さんではなく、曽田雄志個人の生活を少し出したのだ。
(と、読んでほくそ笑んでいた:俺が)

更なるスパークを見せたのは、次のコラム「青春?」である。
何と、曽田選手の謎に満ちた(というか知る手段の無かった)大学生活の
何とも言えぬ面白さと熱意に満ちた青春のひとコマを、
これ以上無く淡々と、だが生き生きと、しかも面白く描き切っているのだ。
「続、青春?」も必読!)

ここでは全てを書いたりはしないが、
もし俺がどこでもドアとタイムマシンを持っているなら、
独り芝居を交えつつ客観的にpurple(きっと先頭は小文字だろう)を見ようとする、
或いは部屋に入って問題無しと反省するそんな曽田さんを見たい。
SS席のシーチケぶんぐらいなら払うぞ。
妥協してpurpleイベントを曽田さんがオーガナイズしてくれても五万出す。

ともかく、幾許かの疑問を感じつつも、やりたい事に対しての準備に動き、
実際に酒を買い込み、CDJも買った。
照明に香も用意して、フライヤーも作って配った。
(しかも理想を達成する為、最初は客層も逆の意味で選んだ)
そんな行動力に、俺は感動した。本気で。
いざとなれば、自らのそもそもの理想を妥協して客を集め(号泣!男だぜ曽田雄志)
彼奴等相手にもCDJを余すところ無く使いこなし、
自らの理想に程遠いレベルのオーディエンスを喜ばす為には
不本意な曲をかける事も辞さない。
目標の為にはイヤイヤ(敢えてカタカナ)ながらも出来る範囲で妥協する。
そんな柔らかさをもって、結局はpurpleを成功に導いた曽田さん。
これって凄くないか?

 
我々は、もっと曽田選手の色んな可能性について
熱く期待を寄せるべきなのではなかろうか。と無理矢理〆させてもらう。
(短文のブログにおいても、ちゃんとオチというか、
 落としどころを設けてる辺り、本当に相当な書き手だと思う次第だ)
 
 
 
書きたい事の半分も書けないが、もっとお前ら曽田選手、いやさ曽田雄志、
否!曽田さんの文章を読みなさい。
曽田さんの口から(文章だが)リルケの詩集が出た時は嬉しさで悶絶したぞ。

                              この項、了


posted by アラブの旅人 |01:49 | 神に仕える子羊の詩(うた) | コメント(0) | トラックバック(0)