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2005年12月09日

仁義無き入れ替え戦(サッカー関係無し)

今日も仕事を終え家路に就いた。

時間も遅かったので酒でも飲みながら帰ろうと思い、近所のセブンイレブンへ。
ビールを飲む気分でも無かったので、例の如くサッポロ ザ・フルーツスパークリングを探した。
が、あるべき場所にそれがなかった。

確かにサッポロ製品は俺の知る限りコンビニにおいては
他社製品に押され気味な陳列を余儀なくされているんだが、
ついこないだまでは、それでも奴は頑張っていたのだ。

東京の片隅荒川区のセブンイレブン。客の9割はスウェット着たオッサン。
そんな完全アウエーとも言える店の酎ハイ(なんとまぁ、下品な響きか)系缶飲料売り場の片隅で、
氷結がどうこうとか、-196℃やら何やらの圧力に耐えながら、
ラインナップ3種の内、実に2種類を失いながらも(りんごしか残ってない)
それでも何とか「果汁そのまま発酵」の意地、醸造技術のサッポロの意地を見せていた。

だが、無い。いくら探しても奴(りんご)は居ない。

全てを悟った俺は、荒川区の局地戦において不甲斐なく敗戦したサッポロを叱咤する意味も込め
敢えてとれたてホップ一番搾りを買った。

                              ・・・期間限定だしな。

208円です。
・・・袋、いいです。

サッポロの為、愛の鞭の為、心を鬼にして別会社の商品を買う。
そう、これは俺にとってのブーイング。甘えるな売り捌けというメッセージ。

バモサッポロ売ろうぜ 醸造する限り
自らの技術信じ 味に磨きかけて売り抜け

手先が荒れる乾燥した寒空で、プルトップを開け、流し込む。くっ、微妙に美味い!
涙ながらに飲んだそれは、ちょっと青臭い味がした。

おわり


posted by アラブの旅人 |00:04 | 由無し事 | コメント(3) | トラックバック(0)