2009年11月20日
レベルの低い姿
政治の話から。 昨日の国会では強行採決が行われた。 ことの良し悪しではなく、その展開のあり方にレベルの低い思いがある。 昔の野党と変わらないことを今の野党がやっている。 いろいろ言っているのを見ていると、昔自分たちがやっていたことを棚に上げて、という言葉しか浮かばず、何だかなあの気分にしかならない。 もう少し違った対応をしていれば、「おっやるなあ」とでも感じることになるのだろうが、たいした工夫もないことをやっているのでは、説得力もない。 そしてそれを伝えるマスゴミも芯がなさ過ぎて、落胆するよりない。
昨日のスポ紙上では、芸能関係のことがいろいろと出ていたようだ。 誰と誰が付き合おうが、本来の芸能とは違うだろうに、と突っ込みを入れるのが常であるし、本来あるべきものと関係がないからどうでもいいのだが、それをおだって取り上げるマスゴミの姿はひたすら低くて辟易する。 大昔からこの手の芸能ニュースはなかったわけではない。しかし慶事については、本人たちが公表するまでは周囲は知っていたとしても暖かく見守るというのが普通の流れであった。 それがいつの頃からか下世話な状態になってしまったのは、改めるまでもない。 そして結婚した-の直後からいつ離婚するんだ、という風にしかならないのは、今更ながら人の尊厳などどこにもない、自分の興味本位を世間の関心と置き換えて正当化するさまは、見苦しいとしか言いようがない。
政治と芸能ごときものを並べて書くのもどうなのか、という向きもあるが、この国のマスコミのレベルは、所詮ごっちゃにして煽るしか能がない、という点では同じなんだろうなあ、というところに行き着くしかないのが何とも寂しいところである。
posted by akira37 |05:10 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)