2020年12月03日
改めて「引き際の美学」を想う
そうか、そうだったのか。自らの尺度が先にあったのね。 というところの昨日の引退会見からの感想の第一であった。
スポーツ選手の場合は、早かれ遅かれ現役を退く時期が必ず来る。 ただその時期は個々人によって異なるし、事情も違ってくるのだが、そうせざるを得ない状況に追い込まれるよりは、自らの意思で進められることの方が難しいし、しかし傍目には格好よく見えてくるのだな。 たまさか今回はこういう状況もあって、リモートでの会見ということではあったのだが、詳細を知れるという部分では細かい事情を垣間見れて、より理解が深まるのではないかとの感想も得たのだな。
確かにベテランが居なくなることは、同程度の技量であれば安価な選手の方が経営的には楽ではある。 一方で経験値だけは金で買えるものではないから、存在しているだけでの影響力を失うことは大きいのだろうが、そこを心配してみても始まらない。 あとは残る人々がその言葉をどう受け止め消化していくかではあるのだろうな。 そこは単純に技術があれば済むことでもないのでね、心も鍛えないといけないのだろう。
少なくともホーム最終戦でモヤモヤせずに済むことは大きいかな。 表現の仕方は大事。
posted by akira37 |04:41 | 雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)