2020年12月02日
引き際の美学
シーズンはいつもよりも長くても、契約にかかわる部分はいつもの流れで来るのだな、と感じた昨日の出来事ではあった。 引退に至るには、自らの申し出でというのはそうそうあるケースではないと推測するから、その前に今後の契約についての話があったのだろうとは想像する。 でその先を考えたときに、もがくのか、それとも見切りをつけるかで対応が変わっていくのだろうと。 カテゴリーを落として現役を続けるのもありだろうし、セカンドキャリアに移行するのもあるだろうし。
石川の場合は、怪我が大きな要因ではあるのだろう。 高齢になれば、怪我はしやすくなる。そして直るのにも時間がかかる。必然的に稼働率が落ちて、支払われるものとのバランスの比較対象になってくるのではあろう。 今年の場合はコロナ禍というのもあるから、いくらクラブ経営上赤字が認められているからと言って、収入増が見通せないなかでは、選手に向ける部分も難しいのだろうなと推察する。 早坂の場合は、正直よくわからない。 特段怪我がどうの、ではないような気はするが、別な要因の可能性もあるのかもしれない。 ただ彼の場合は、Jリーガーになるまでの経緯が極めて異色で、いわゆる強豪校やJユースを経由しているわけではない。 存外自身の去就の考え方については、結構あっさりしているかもしれない。教員資格も持っているし。 両者ともかつて所属したチームからのねぎらいの呟きが見られた。 この辺は人徳なんだろうな。
今日引退会見をするそうなので、そこで何が語られるのか。 ただいずれにせよ、ホーム最終戦でセレモニーができることだけは、幸せなことではある。
posted by akira37 |04:41 | 雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)