コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年09月12日

16年前、そして6年半前と

というタイトルからすればあれのことかと。
昨日の投稿であればドンピシャであったのだろうがね、ちょっと思うところもあったので1日遅れでも書くことにした。


2001年9月11日には、kitaraで札響の定期演奏会があり、私はそれを聴きに行っている。
この演奏会はその後に控えた、創立40周年記念でイギリスに演奏旅行に向かう壮行を兼ねたものであった。
曜日は火曜日。当時の定期演奏家は現在とは違って月1回の公演だから、曜日もマチマチではあったのだな。

帰宅は10時近く前。ニュースを見ていて、まさかリアルタイムで飛行機がビルに突っ込むのを目撃するとは。
正直現実のこととして捉えられなかったのは事実としてある。


6年半前、と言えば2011年3月11日からの年月になるのであるが、あのことは風化させて良いことではないにせよ、最近のニュースの在り方としては、月命日に「あれから〇年〇か月」的な取り上げ方が主流ではある。

多くはどこかの地域の人を出しては頑張っています的な映像で簡単に終わるわけだが、昨日見かけたものは耳を疑うものではあったのだな。

確か未だに仮設住宅に住む人が2万人いるとかだったように記憶しているのだが、問題はその数よりも「いることそのもの」への驚きで。

だいたい「仮設」というところからすれば、1年か長くても2年が限度と考えるのが、6年以上になってもその状態というのは明らかにおかしい。

確かに減ってはいる。以前仙台空港から仙台に向かう車内から見えていた長町付近の仮設住宅は、今年アウエイで行った時にはなくなってはいたし。

しかし未だに不便な生活を強いられている人がいる実態を見るとやりきれなくなる。

頼みもしないのにホイホイと外国に行っては金をばら撒いてみたり、しょっちゅう事故やら故障する高価な飛行物体を買ってみたり、そこにかかる費用の数パーセントでもこちらに使えば随分と違うはずなのだが。

いや復興予算というものが、全く関係のないところで使われているというニュースもあるのでは、本当にやりきれないことにしかならない。


なかなかにね、その立場に直接関与していない身には想像もつかないことではあるのだけれどもさ。

まあくだらないことや、どうでもいいことや、立場の弱い人には平気で執着すくせに、その逆のことには腰が引けているマスゴミに期待するほうが無理であろうがね。

ああやるせない。

posted by akira37 |04:41 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)