コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2016年12月06日

一番まともだったのは・・・

ちょっと前のことであるが、今月3日に札幌ドームをめぐる「四者会談」というのがあった。

その中身がすべて出ているのではないのだろうが、伝えられている内容を見るにつけ、基本残念な感じが拭えず。
そして一番まともだったのが、別に贔屓目でもなんでもなく、コンサドーレの社長だったということではある。


まず一番残念だったのが、市長の発言であろう。

そもそも札幌ドームができる背景には2002年W杯の試合会場誘致というのがあって。
その前には地元にJのサッカーチームがあったからこその契機ではあった。

歴史的にもサッカーが先なのに、それを野球専用にしようという発想がそもそもいただけない。

恐らくサッカーの方は厚別があるのだから、そっちでいいくらいの認識しかなくて、当然そこは我々も理解しているように、J1での試合開催にはライセンス上無理なわけで、こちらの認識としてはそれはあり得ない。

正直今更そんなことも知らないでこの場に出てくること自体が、ちょっとどうなんだろうでしかないのだな。


運営会社とのしての札幌ドームとしては、とにかく出て行かれては自分たちの収益に係わるから、引き留めに必死になるのは当然ではある。

ただね、使い勝手を考えると、果たして努力はしているのかの疑いはあって。

そもそも使用料金が高いうえに、それでもなお値上げしてくる。

階段の上り下りが激しく、高齢者のみならず足腰への負担は半端ない。
出入り口の改善もなく、トイレの場所に対する配慮もなく、自分たちの収益が良ければそれでいいのか、ということにしかならず。

こちらとしては、ドームを使うしかJ1ライセンスを維持する以上致し方ないのだから、本来はもう少し配慮があってしかるべきなのだろうがね。

どうもその辺の理解が足りない感じはあるんだな。


で一番はっきりしないのが公ということになるのだろうが、本音はまだ何も決まっていないから、どうこうすると言えないのだろう。

でもこちらからすれば、そもそもの問題の発端がそちらにある認識が今一つなんだな。

そして要望が通らなければ、出て行けばいいという発想そのものは、「地域密着」を地で行く我々からすれば、到底理解に遠いということになる。

本筋からそれるけれども、確かに露出面では資金力の差もあって、メディアで取り上げ量は少ない。

しかしやっていることの充実度は、比較にならないほど地域に根ざしているのは改めるまでもないことの理解はこちらにはある。
だから時に誤解された受け取りを見ると悔しくもあるのだけれども、こちらとしては地道にでも実態を伝え続けなければならない責務もあるのだな、とパートナーであるサポーターも考えるのだと。

もっと言えば、意識も行動力も比較されたくないくらいに懸命なのだから、同じ土俵の上で語られたくはないのだな。

とちょっと熱くなってしまった・・・。


あの「四者会談」の先行きは不透明みたいだけれどもね。

こちらとしては見守るしかないけれども、ある意味各々の姿勢が顕在化されたことは大きかったのかなと。

で改めて一番まともだったのは、我が関係者だったというのは揺るがないのだろうと見ている。

posted by akira37 |04:41 | 雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)