2015年01月17日
その時だけでいいのか
確かに節目の日である。 今日は折に触れて特番が並ぶ。 現在はその時へ向けての第一弾の進行中。 としかし、違和感は持ち合わせていて。
忘れないのは大事なことだろうけれども、今日を過ぎればまたいつも通りで、何事もなかったかのように進行していくのだろう。 いやそれが悪いということではなくて、節目だからと言ってさも大いなる関心をその時だけは見せる、という姿勢が何ともなのではある。
一方で4年前にあった大震災について、いまどれだけの人が心を寄せられるのかというのか。 こちらも節目の日にはそれなりの報道が出てくるだけれども。 そして時に見て思うのは、大変だけれども頑張ってます、のようなスタイルの番組。 それだけでいいのか。
直接被害を受けていないものにとっては、想いを共有すべきと考え、現地に出向くことを後にしてきたのだけれども、一番ショックがあるのは、未だに仮設住宅に住んでいる人がいる事実。 「仮設」のイメージからすれば、いいところ1年が限度と考えるけれども、すでに3年以上にわたる人もあり、果たしてこれはどういうことのなのかと、辛い気持ちにしかならない。 景気のいい話を一方で聞くにつけ、ギャップにくらくらしてしまう。 そんな高いものに投資するよりも先にやることがあるだろう。 緊急性もないものに何億も使えるのであれば、その金で助かる人がもっとたくさんいるはずなのに。
20年前の今日は平日の火曜日であったのだが、まだハッピーマンディ政策の前だから、前日は成人の日の振替休日で、3連休から明けた朝ではあったのだな。 札幌にあっては当然に実感がなく、ただ唖然してTVを見ていたくらいの記憶でしかないのだけれどもね。 うーんまとめは難しい。
posted by akira37 |05:46 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)