2014年02月23日
記録と記憶
勝負事は最終目的が勝利にある点からすれば、いかにそのルールに沿った中で達成するかにあるのだから、印象がどうかというのは本来重要視されるものではないのかもしれない。 しかし良い結果が、必ずしも長く記憶に残るかといえば、そういうことにはならない。 勝利した部分でも、記憶に残るのはそこと関係がなかったりするものであったりもする。 何か奥歯にものが挟まったような表現が続くのであるが、冬季五輪も大詰めで、あの競技に関して、と言えば理解が得られるのかもしれない。 別段判官贔屓することではなくて、競技である以上、採点競技においてはルールの解釈によりいかに高得点を狙うことは間違いではない。 しかし安全に狙っての結果が必ずしも記憶に残るかといえば、そうはならないものでもあるのだろう。 リスクを犯してでも挑戦した時に、勝敗結果以上のものを呼び起こすのではないのかと。 そんなことを最近は考えているものではある。
さて月が変われば、いつもの日常が始まる。 こちらにおいても、勿論勝利に拘るためには印象に残らないような試合も出てくるのだろうが、記憶に残って気分の良い試合が一つでも多くあることを期待したいところではあるんだな。
posted by akira37 |05:49 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)