2014年02月20日
不自然
いやあ、まあいつも通りの朝ではあるから、無理をしなくても見ささるのではあるのだがね。 今日のタイトルは、昨夜のうちに思い浮かんではいたのだけれども、今朝の状態には、まあ何とも言い難い状況に至ったのではあるのだが。
当初何を想定して考えていたのかと言えば、まずTV番組についてではある。 先般仮装の番組を見たのだな。そう、年3回やっているもの。 例年だと正月3が日にやっていたのが、今年はなく、終わったのかと思ったら、あったのねくらいの関心度合い。 たまさか他に見るべきものもなく(何せ五輪期間中だから、通常見ているものが軒並み休止中だし)、何気なく眺めていたら、昔ほどの興奮はなくて。 元より素人参加がうたい文句のところに、芸能人が出始めた頃からおかしくなった雰囲気はあるのか。 あと金と人数がかかっていればいいのか。たくさん経験があればいいのか。 何となくもやもやの要素は増えたのだな。
もう一つ挙げれば、昨夜もあった珍風景のやつか。 これもここまで来ると痛々しい。 純水に珍しいのを越して、個人レベルの必至感というか無理やり感みたいのが出てくれば、主旨からも離れてきているのではないのか。 もともとその程度のことと割り切れば、騒ぎ立てることでもないのだが、先述の部分と共通するのは、採点があることで。 まあその程度の小さい世界で騒ぎ立てる筋合いではないが。 どちらも番組としても寿命は、終わりに近づいている感じは相当にある。
本題はそちらではなく。 五輪に話が戻るのであるが、どうも今やっているものについては、色々な面で違和感が多くて。 まずそもそも「ロシアの保養地」と言われてるくらいの温暖なところでやっている「冬季」五輪という面。 実際雨は降る、ジャンプを見れば台以外に雪が見当たらないとか。 まあ昨今は人口降雪機があるから、何とでもなるのだろうが、自然との闘いの要素があるのに、そこにあるのはむしろ不自然なものだったりすれば、また意味合いは違うのかもしれないだろうに。 加えて採点競技というのも、どんな結果が出てもスッキリしない。 そんな中では、昨夜の部分は単純なタイムの競争だからまだ割り切りはできるのだな。 そのような部分が少ないのが、全体の印象でもあるのだとか。
ついでに言えば、放送権の問題もあるが、現地時間で夜11時過ぎまでやっているのが大半というのもどうなのかと。 そのためか、競技終了後即時表彰式とはならず、2度手間のパターンが多い。 そういう部分では、昨夜リアルタイムで見られた(現地では昼間の)競技が何と健康的で自然なのかというくらいが、一番の印象だったりするのではあるのだな。
さて冒頭の意味合いは、今更説明するまでもないのだろうが、結構残酷ではあったりすることで。 悲壮感ありすぎるのも、ではあるのだが、これも採点競技ゆえの割り切れなさは必ず付きまとうのではある。
posted by akira37 |04:41 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)