2012年12月11日
今年の「第9」
年末と言えば「第9」というのは、日本特有の現象でもある。 慣習のせいか、演奏時間が1時間を越すにもかかわらず、聴く機会は相当数になってしまうことになる。 かくいう私もリアルタイムに接するだけでも、ゆうに2桁を超える回数を聴く計算になり、今年ものこのこ出かけてきたのではある。
今年の指揮者は札響では初めてとなる主席客演指揮者のエリシュカ氏となったのであるが、果たしてどんな感じになるのかも興味深いところではあったのだが、正直オーソドックスで気をてらっていない、という感想はあったのかね。 今回のケースでは、個人的に記憶では恐らく初の生中継があったもので。 少なくとも2日続けてする形になってからは初で、当日になって中継があるのを知ったものだから、結構慌てたものでもあった。 私自身は現在のスタイル(土日連続講演)になってからは、個人的行動上日曜の演奏会に出向くから、初めて2日連続で接する機会にもなったわけだ。 演奏会そのものは2日とも3時開始であるのだが、土曜日に設定された生中継は2時開始で。 いったい開演までの1時間の間、どう処理するのかについては、これまたプレミアム会員向け行事で飲んだくれたために、冒頭を聴き損ねたので全体の感想はない。 まあ演奏会収録のCDも多数出ているので、それを挟みながらの構成ではあったようで。 ちなみに司会はNHKのアナウンサー2人が勤めたのだが、うち一人は我らが「ミギー」(町田アナ)であったことは、この場を借りて特筆するべきかも。
今回の演奏会は、エリシュカ氏の滞在期間を考慮して、12月でも早い段階での実施になったものだから、1年を振り返るにはちょっと早い感じでもあって。 今年の場合、こと自分には先月あったことが大きいから、そのことでもう少し考えるところに至るのかな、とも想定していたのだが、そうもならなくて。 まあこのことに関しては、雰囲気の問題も影響してくるのは多分にあり、なかなか思うに任せないということでもある。 そうプレミアム会員向け行事でも感じたことが、関係してくるので、このことは昨日あった講演会でのことも含めて改めることにする。
また収拾がつかない(苦笑)。 別段何かの教訓を導くつもりでもないのだから、これでもいいのであろうが。
posted by akira37 |04:41 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)