2012年08月25日
ホームで感じる違和感
と言っても、サッカーについてではないのだが、結果サッカーに関係しそうな展開にはなりそうである。
昨夜はkitaraに出向いていた。NHK交響楽団の札幌公演があったわけだが、N響だからが理由ではない。 指揮者が札響音楽監督だったからの方が理由としては大きい。 記憶に違いがなければ、尾高氏がkitaraで札響以外を振るのは紀尾井シンフォニエッタ以来ではある。 前売りで完売となったという情報を得たので、ちょっと嫌な予感はあった。 実際最後の曲で、本来ありえない箇所で拍手が起こるという珍事がそれを象徴しているのかもしれない。
私としては、そのことだけではないにしても、サッカーに例えられそうな印象を持ったものである。 先般札幌ドームで日本代表戦があったわけだが、それをみたコンササポのブログやツイッターには結構批判的というか、違和感を感じさせる記述が目立っていたのだな。 本来ホームである場所で展開されている試合ではあるのだが、空気が明らかに違う。 それに近いものを私は昨夜感じたのではあったのだな。
確かにN響は日本を代表する管弦楽団ではあるのだが、だからと言って札響と比べて特段に素晴らしいということではないと考えている。 この辺り、日本代表とコンサの関係に近いようなもので。 昨夜は普段クラシック音楽を聴かないような層も結構いたのではないのか。 故に珍事は発生するし、必要以上の歓声が上がるのか。 普段kitaraで多く札響を聴いている身からすれば、昨夜のN響は今ひとつの感想ではあった。 指揮者やピアノのソリストはkitaraで多くの演奏経験を持っているけれども、N響はそうではない。 kitaraの使いこなし、という点ではやはりビジターで来る楽団にとってはやはりハンデにはなるのだろうな、という感覚なのだな。
ということで相当の不満を持った形で帰宅した昨夜ではある。正直なところ尾高氏の指揮では、紀尾井シンフォニエッタをやったときの方が好印象との感想ではある。
因みに、前半終了時に右肩が冷たくなるような感覚が発生して焦った。 11年前に突然右腕が上げられなくなるということをやっていたので、その再来かと心配したのであるが、それ以上の事がなくホッとした次第。 まあこれが野球界でいうところの「肩に違和感」があるという事なのか、と考えたりもして。 起きたら肩が逆になっていた、という故事だとコンサ的には面白いかもしれないが(苦笑)。
posted by akira37 |04:43 | その他 | コメント(1) | トラックバック(0)