コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年06月23日

距離感

昨日の公式ブログの中に刺激的な投稿があり(現在は削除済み)、一時的にも過敏反応したものでもあった。

まあその後少しは冷静になり、訂正・謝罪を受けて現在に至るのであるが、そうした中で出てきたのがタイトルのことば。


幼少の頃から社会人になり始めた頃には、身近にあるスポーツといえばプロ野球しかなかった。
他の競技を知らないわけでは勿論ないのだが、メディアを通してとなるとそれが絶対的な存在であって。

だから好むと好まざるとに関わらず、基本的な知識は自然に蓄えられえていったのだな。


その後Jリーグができ、まさかと思いつつも地元にチームができ、となってきたときに、自分の中では存在感としては逆転したのであるが、これはどういうことなのか、と今回の一件も含めて考えるに至って。


サッカーというものにおいては、時間に余裕さえあれば、試合よりも練習を多く見ることが可能なものであって。それは基本的にオープンなものだから、身近に感じることになるであろうことは想像に難くない。

プロ野球といえば、たくさんの露出があるけれども、個人的にはあくまでも別世界の域を出ないのだな。年俸しかり。身近に選手を見かける機会は稀だし。


だからかどうか。
時に勘違いする輩も出てくるのだな。
身近であれば、何をやっても許されるものではない。

「親しき中にも礼儀あり」というではありませんか。

最低限、尊重する心構えがなければ、やっていけませんでしょう。


最近「フットボールサミット第3回」が出版された。
テーマは「3.11以降のJリーグを問う」ということだが、まずもって読み応えがある。

書かれている内容の是非については書くことはしないけれども、いろいろと示唆的ではあるのだな。
同時に同様のことをプロ野球に置き換えてできるかといえば、まず成立しないであろう事は断言できよう。

つまるところ、この差も距離感の違いなのであろう感覚は多分にある。


誇りは必要、しかし勘違いしないように対処していかなければならない、という月並みなまとめだけれども、改めて大事なことだと再認識した次第。

posted by akira37 |05:01 | 雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)