2011年04月19日
信じられること、信じられないこと
普段からこういう生活なものだから、今朝4時14分の秋田県内陸震源の地震については、緊急地震速報を含めてリアルタイムで接していたのではある。 最早その緊急音にも驚かなくなっているし、最大震度5弱でもそんな程度かと思ってしまう辺りの感覚は、本来おかしいのであろうが、正直慣れてしまっている部分はある。
昨日はコバルトーレ女川についてのレポートが朝のNHKと夜の報道ステーションであった。 夜の方がより詳しく、一応録画で今朝確認したものでもあったのだが、見方は他人事ではない。 たまさかチーム名の語感がコンサに近いからでもあるのだが。 選手たちに被害が及ばなかったのに、すぐにボランティアに入ることも驚きだし、選手に地元出身者がいなくても地域のことが根底になる辺りは、サッカー界らしい事情だろうなと感じてもいたのだな。 勿論感動話で済ませられるほど単純でもないし、今後のことを考えれば楽観できることでもないけれども、親近感ゆえではあるが故に注目し続ける価値はあろうかと考えた次第であった。
さて先般東京電力が行程表なるものを発表したけれども、誰が信じることができようかって。まずもって、あれは「希望的観測」に過ぎないことくらいは自明なものであって。 すでに初期段階で過ちを犯してしまっている状況では、最早取り返しのつかないところまで来ていると感じているけれども、今更軌道修正も期待できないのだろうな。 比較するのが適当かどうかの部分はあるのだが、同じインフラがらみでは、JR東日本があるのだな。 新幹線について言えば、今月中に東北新幹線の全通を目指すのだという。 正直被害状況の酷さを多方面から見た感じでは、そんなに簡単でないことくらいの想像はあったのだが。いやはや驚異的である。 そもそも震災発生時に何本もの列車が走っていたのだが、直接の人的被害は発生してない。 そこにはマニュアルを超えた行動もあったと伝わってきているけれども、普段の訓練が前提にあったことも事実である。 「想定外」の一言で片付け、初期段階から情報開示すらも不十分で、未だに不可解な世界であるところと比較すれば、雲泥の差ではあるのだな。 過去の他の事例との比較ではなく、今目の前にある現実に真摯に向き合うことすらできていないのが、原子力発電所における問題の根幹ではないだろうかね。
とまあ、今朝もあっちこっちに飛んでしまっているのは、自分の今の状態とも関連していることをにおわして終了。
posted by akira37 |05:01 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)