2011年03月08日
この度の試合の前後-前編
東京から松山入りし、試合会場までのシャトルバス乗車まで約2時間あったなかで、どうしようか、ということで当初は2つの博物館相当施設の訪問を予定していた。 空港からのバスはJR駅で下車し、まずはチケットのバス券セットを求めるのだが、今回もやはりわかりづらい。アウエイサポーターにも推奨するのであれば、せめて試合当日くらいはわかる表示がほしいところなのだが、今回もまた躊躇しながらの購入となった次第である。 市電に乗り換えて一日乗車券を求めてスタート。まずは大街道を目指す。 「坂の上の雲」の主人公秋山兄弟生誕地を目指す。場所はすぐに判った。施設の方が10時開館で間があるのでどうしようかと考えたのだが、外からの雰囲気から改めて訪問する意欲が失せた。 で当初予定していなかった「坂の上の雲ミュージアム」に向かうことにして、途中にあったのが、昨日写真で載せた花輪である。 自然に赤黒い人とすれ違ったり、東京ヤクルトのマスコットに出くわしたり(昨日の写真がそれである)して向かう。 正直なことをいえば、大河ドラマ等で観光PRというのを好まないし、ましてここは一文学だけでこんな施設を作ってしまうことも驚きであるが、まあ覗いてみた。 建物としてはなかなかにユニークだし、見せ方も不思議な感じであったのだな。 で今回の肝は企画展にあって。解説の一部に「秘密兵器」の表示があって、苦笑したりもしたのだな(勿論2007年のあの試合の再現でも、と頭を掠めたのだがまさかのチアゴ大作戦を見るとは思いもしなかったものである)。 もう一つは、「坂の上の雲」第二巻のあとがきを大きく取り上げている部分。戦争を煽っているのが新聞である、ということが印象的であり、結局この部分は現代においても変わっていないことの象徴になっていたのだな。 まったくここに来てこういう結果になるとは思ってもいなかった。 市電から見ると判るように、県庁・裁判所の建物は重厚で価値ある建造物であるのが判るのだが、その裏手に萬翠荘なる建造物にめぐり合えたのも想定外の遭遇だったな。 こちらは外側だけの拝見。当日はオーボエの演奏会があるらしくて、そのリハーサル風景を眺めたりもしていたのだな。 もう一つの見学は道後にある松山市立子規記念博物館。いやあ確かに一人物だけでこれだけのものができてしまうのだから、恐れ入るよりない。 勿論正岡子規本人のことを知るだけでなく、そこからの影響を及ぼした膨大な関係を見るだけでも楽しいものでもあったのだな。 ということで堪能した後、JR駅に戻ってシャトルバスの客となるのだが、まあ例によって混雑必須だから早目の行動で正解でした。ではあったのだな。 試合の内容を割愛して、後編はまた明日にでも。
posted by akira37 |05:01 | その他 | コメント(0) | トラックバック(1)