2009年12月09日
隔世の感ではある
昨今の人事動静を見ていると、随分変わったものだなあ、という感じはある。 公式発表より前に、ブログで出してしまうのは、もう目新しいことではなくなった。 退団選手がホーム最終戦でいきなり移籍先の発表をしたり、番組内で残留を表明してみたりと、いろんな形で先行することを、すでに経験してきた。 勿論これらは勝手にやっているのではなくて、事前に了承を得た上での行為ではあるのだが、別な見方をすれば寛容になったとも言えるわけで。 私自身は噂話で引っ張られるよりは、いいのかな、というくらいではあるが。
昔は結構酷かったような印象はある。 こと旧JFL時代には、多くの選手を路頭に迷わせた時期があったことに比べれば、退団選手のコメントが出てくるようになったのは、大きな変化だとは感じている。
歴史が作られていく。 出て行った選手が戻ってきていろいろな形で活躍している部分を、我々は普通に見ている。 チームスタッフとして直接関わる選手OBの数は、相当数に上っているし。 クラッキ・イーワンという形での関わりまで含めると、もっと数は多くなる。
先日のホーム最終戦で、個人的に一番感じ入った部分は、箕輪が先導して胴上げをやったことで(その前に曽田と抱き合っていた場面は一番感涙していたが)。 彼はこの一年一番苦しんだ立場にいたはずなのに。 出来ないことが多い中、何ができるかを判っているのは貴重なことだし。
昇格・降格に関わることもなく、天皇杯での躍進もない中では、平凡な1年、という見方があるだろうけれども、実際のところは、将来成長を感じられる時が来たときに、キーだった年として語られるような気がしているけど、果たしてどうなるでしょうか。
posted by akira37 |05:03 | 雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)