コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2009年11月30日

第50節 横浜FC戦「曽田メモリアル」

昨日の朝、起きると外は白いものが地面や車の上に見えていた。
しかし、予報の曇りとはうらはらに日の出は眩しく、空は晴天。
特別な一日の始まりとしては、申し分のない天候であった。

出かけるまでの時間は、部屋の中の掃除をしたりして。
意識したのではないけど、多少は身を清めたような雰囲気にはなったのか。

先行入場開始よりやや遅れて入場したのではあるが、思いのほか人が少ない印象であって、正直心配な感じはあった(まあ結局は杞憂に終わって、想像以上の2万超えにはなったのだが)。


肝心の試合内容についてだが、正直何だかなあ、の展開ではあった。
曽田を出すにしても、緊迫した場面ではつらい。
そういう点では、前半で2-0リードの状況は出来すぎ。
いや選手たちもそのくらいの意識はあったのであろうが。

しかし、主審には不満であった。いつもより1時間以上遅れてきたスタメンメールで確認した際に、少々不安を抱いたものであった。
どの試合だったか忘れたが、過去にひどく不安定なジャッジをされていたはずである。
実際プレイを止めすぎるし、それもやや相手有利となれば、荒れそうだが。まあ幸いリードしていたから事なきで済んだようなものだが。

後半アツのFKは3回目だったし、位置も申し分ないから失点は驚きの範疇ではなかった。しかし1点差となると難しい。
交代は、ベンチ入りメンバーからして砂川・中山・曽田の順番で来ることは自明だったし、そうなるのはいいにしても、正直曽田を出す前に追加点が欲しいと願っていたが、そこはうまくいかないものだ。

そして交代時の異様な空気は、今更説明不要である。
その直前、相手はカズへの選手交代があったのだが、勿論昔ほどの声援が飛ぶわけではないし、まして今日の主役は違う(実際試合中での存在価値はほとんど見出せなかった)。
おまけにゲームキャプテンが交代したわけでもないのに、キャプテンマークまでつけるし。

それにしてもあのPK場面ではあるが、あまりにもの出来すぎな展開に苦笑するよりなかった。
大方の意見は、ありゃPKではない、というのが大勢だろうが、何せ主審はへたれたまま、有り得るな、とは感じた。
一方曽田が完全な状態であったのなら、あんな感じの動きにもならなかったのだろうし、これは予定調和的としかいいようがない。

「案外こういうときは外すんだよね」と思っていたら、やっぱりね、と苦笑したのもつかの間、相手GKの動きが早くてやり直しになるなんて、どこまでいたずらな筋書きが続くのだ?!
でやり直しは決まり、試合も決まったようなものであり、当初長いんでないかと思われた4分のロスタイムも(まさか背番号に合わせたわけではあるまいが)、むしろプラスの方向で終了。
いやはや最後の最後で有り得ないことではありましたなあ。


あとはセレモニーに関する感想を。
*いや曽田の言葉はまさに「ポエム」でしたな。
*いつ終わるか判らない間の取り方も、あれでしたが、勿論長さは気にならなかった。
*しかしU12まで含めての整列は、相当に壮観なものではありました。
*胴上げの主導者が箕輪だったのはすぐ判ったのだが、来期いない4選手もやったのは素晴らしかった(そして荒谷の時には頭に触る場面は場内のビジョンにもしっかり抜かれていた)。
*曽田の息子の誕生日だったのも出来すぎだが、贈られたレプリカユニに「不易流行」の文字を入れるあたりは、さすがとしかいえない。

恐らく今後もまず見られることはないであろう、昨日の引退セレモニー。他のチームのを見たことはないけど、最初にして最後の最高のものでしょうね。

そしてサンクスウオークを最後まで見届けての感想は、今までのもやもやしたものから脱する契機となる予感を抱いたものでありました。

posted by akira37 |05:08 | 観戦記 | コメント(0) | トラックバック(0)