コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2009年01月30日

何を比較しているのか

先日Jリーグの観戦者調査報告書が出され、新聞各紙にも概要が載りましたが、論調は押しなべて「40代中心の観客」を強調、さも若者は見ていないぞ、的な感じがしております。

他の競技はどうか、例えばプロ野球なんか、と「プロ野球 観戦者 年齢」とキーワードを入れてググレば、なぜかJリーグ関係の記事が並んでいる。妙ではあるのだが、少し進んでそれらしきものは、とこちらを見れば、そもそもそういう調査すら野球ではやっていないではないの。これじゃ比較のしようがない。何を持って、そのような論拠になるのか、まあ思い込みはいつものことだからと、こちら側では方付けてもいいのだろうが、面白くはないねえ。

報告書の中身については、正直特別な感想はない。
ただ調査方法として、実際に被験者経験からいえば、疑問符があるわけで、少なくとも配布時間帯からすれば、偏った傾向が出るのは必然と見るから、額面どおりに受け取る必要もないのだろう。

だけじゃ面白くないので、ちょっと揶揄する。

個々の設問でどうこう言うことはない。

調査報告書の3ページ目に概要が載っているのだが、いろいろ楽しい。

*全体の平均有効回収率が93.4%だが、コンサだけは62.6%と30ポイント以上低い。次に低いロアッソが82.4%でこことも20ポイント近く差があるから、ここだけ見ても、回収方法に難があったことだけは容易に想像がつく。
*原則500枚を配るのだろうが(新潟が唯一1000なのはなぜか、という突っ込みもあるが)、配りきったところとそうでないところに差があるのは何故か。そもそも先に記したように、配布時間帯すら統一されているかどうかも怪しくなるよなあ、と。
*しかも調査期間が6月から10月と4ヶ月近くに渡っているとなれば、いわゆるライト層の部分に及ぼす影響は大きいと見るのだが、果たしてどうか。

ということで、変に深刻にならなくていい、くらいのことは言ってもいいかな、と。

posted by akira37 |07:17 | 雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)