コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2008年10月12日

失ったもの

呑気に個人的事情の連載を続けてきたこの1週間は、ニュースという観点では、過去に無いくらいにたくさんのものが出てきた。

ノーベル賞で日本人が4人も、という辺りは、確かに凄いことには違いないのだろうが、うち2人は米国在住であり、しかも1人は米国籍まで取得しているとなれば、単純に「日本人で」という括りだけで騒ぐのはどうかと考える。
また化学賞の方は、他に2人受賞者がいるのだから、日本人ばかり取り上げる報道のあり方もどうかと感じたわけで。
で出身地がどうとか、出身大学がどうとかにばかり話題が向いてしまい、肝心の内容については、難しいからなのかあまり触れられていない。いやこういうときだからこそ、業績について平易な解説をするのが報道の使命の一つにも思うのだが、どうも安易に流れてしまう感じがしてならなかった。

さてタイトルから連想されること。まあ昨夜出てきた「三浦カズ自殺」については、最初某掲示板で知ったものだから、本気で勘違いしてしまった。
まあこのことについて特段の感想を持たないけれども、単純に芸能ネタの提供に終わってしまうのだろうな。

後は株の暴落があるんでしょうか。大局的に見れば、自身の生活にも影響を及ぼす可能性があるのかもしれないが、もともと株を持たない身にしてみれば、対岸の火事程度の感想しかない。
単純にゲーム感覚でやってあぶく銭を得たかのような人々に対しては、それ見たことか、でしかないのだが。

個人的に一番大きかったのは、緒方拳氏の急死であった。
最近はほとんどドラマを見ないから、急に良い役者を失った、みたいな言い方はできない。
ただ病気のことを口外せずに仕事を続けてこられたのには、驚嘆するよりない。そう言えば最近拝見したお顔が、少し痩せられた感じがあったものだから、気にはなっていたことが思い当たる。
ちなみに故人は室蘭にロケで来たことがあるのが印象深い。映画「ミラーを拭く男」でイタンキ浜の上にある観光道路近くにあるカーブミラーを磨いています。ご関心のある方はご案内します。
私自身は勿論お会いしたこともなく、そんなに出演作品を見てもいないので論評は難しいのだけれども、「本物の役者」を失った印象が強いです。
改めてご冥福をお祈りします。

posted by akira37 |06:50 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)