2007年12月13日
「偽」
今年を表す漢字に決まった一字。 恐らく10人中10人が納得するであろうくらいの支持の高さでありましょう。 理由は説明するまでもなくて、数々あった食品偽装の事件が元ではあります。 悲しいですが、そこには我がユニフォームスポンサーも含まれております。 この偽装関係、小さいものを含むと数多になりますが、大きいのは4件に集約していいと考えます。 ひき肉卸、洋菓子製造、和菓子製造、有名料亭。 この中では洋菓子製造が有名すぎることもあって、バッシングの度合いが一番大きかったように思えますが、他の3つと決定的に異なる点がある。 それは原材料における偽装が無かった点。 別に擁護するべきではないのですが、正直賞味期限・消費期限ではそんなに目くじらを普段は立てません。て安ければ過ぎていても平気で飲食することは普通にあることですし。 他は材料の扱いについてぞんざいだった。しかし、まあ時期とスポンサー度合いとで、結構たたかれたのは、勿論不正をなくす点では良いのでしょうが、少々割に合わなかったなあ、と感じるのではあります。 とむしろこの一字が出て、昨今の年金を巡る答弁の方がもっと問題だろう、とは思うのではあります。 政治家は言葉遊びが仕事ではないのですよ。 どうにも、そこには、偽装してのその場を逃れようという意思しか垣間見れません。 何とも寂しいものです。
posted by akira37 |07:37 | その他 | コメント(0) | トラックバック(0)