2007年01月13日
メモリアルイヤー考
クラシックの世界では、毎年生誕何年とか没後何年とかで作曲家にスポットをあてて取り上げることが多い。 昨年であればモーツアルトの生誕250年というのがあって圧倒的に強く、他にはショスタコーヴィッチの生誕100年、シューマンの没後150年があったのだが、こちらも取り上げられても影に隠れた感じは否めなかった。 今年はといえば、昨日取り上げたエルガーの生誕150年のほかに、グリーグの没後100年、シベリウスの没後50年というところがあるのだけれども、昨年に比べると小粒、というか知らない人も多いくらい地味ではある。 何を言わんかと懸念があるだろうが、無理にこじつければ地理的に言えばこれら3人に共通することは「北」の作曲家である点。 エルガーはイギリスの作曲家であるけれども、地理的に言えば北海道より北である。 グリーグはノルウェー、シベリウスはフィンランドだから明らかに北欧である。 故に今年はクラシック界では「北」がキーワードと言っても過言ではないだろう(私が勝手に決めたことだが)。 なお補足するとエルガーに関して日本国内においての第一人者は尾高忠明氏であり、改めるまでもなく氏は札幌交響楽団の音楽監督でもあります。
昨年はコンサの10周年ということで大々的な展開があったわけだが、個人的には正直違和感があった。 10周年とは言っても、現実的には11年目というのが適当な気がしてならないのである(ちなみにフロンターレは1997年に富士通川崎から変更したわけだが、こちらも昨年10周年記念でやっていた)。 細かいことではあるのだけどもね。 じゃあ何かないかと考えてみると、今年はコンサにとっては「J加盟10周年」でよいのではないのかということで。 だから単に「10周年」という部分は、今年も使えると、無理にこじつけてもいます。
posted by akira37 |05:58 | その他 | コメント(0) | トラックバック(1)