2006年11月01日
更によく歩いた日の記述
30日新千歳空港に到着後はJRで新札幌まで移動、そこからは徒歩で自宅まで(約15分)。 1時間ほど休息などした後にまた出かけます。 今度は定期券がありますから、大通までは地下鉄でそこからkitaraまでは歩きます。 目的のもう一つにkitaraでのコンサートがあったわけですが、今回は人によっては実に地味な内容ではあります。 小ホール自体も久々でありましたし。 今週はkirara主催で「ショスタコーヴィチウイーク」なるものがあって、4夜連続で彼の生誕100年を記念した催しをしていまして、30日がその初日だったわけです。 まあ今年はモーツアルトの生誕250年の方がメジャーすぎていて、こちらの方は今ひとつパッとしていないのですが、ショスタ(長いので省略-ショスタコ言う人も多いのですが、タコは失礼だろうと個人的にはコはつけない)は好きな作曲家の一人ですし、何せ今回の選曲が個人的にもお気に入りかつ滅多に聴けないこともあります。 演奏されるのは「24の前奏曲とフーガ(より)」。「より」というのは全曲演奏すると約2時間20分ほどかかるので、1日のコンサートでは全部は無理だからではあります。 当初女性ピアニストの予定だったのが男性に変更になってみたら、プロコフィエフのピアノソナタ第7番が追加されている。こちらもお気に入りなのでかえって変更を喜んだのだけれども、「24」の方は何曲残るのか不安ではありました。 まあ結果「24」の方からは12曲演奏されたのですが、その中での一番のお気に入りの24番は当然入っていたし、全体の選曲としては満足のいくものだったのが幸いでした(24もあると結構パッとしない曲もあるのですよ)。 「24」の24番とプロコ(プロコフィエフはこう略します)の7番は難曲ですから、実際演奏は大変なのですが、今回はどうも急ぎすぎる部分があり明らかにミスタッチもあって今ひとつでしたが、個人的にはお好みの選曲で挑戦してくれたことに敬意を表して大きな拍手はしたのでした。 これだけですと、クラシックファン以外にはちっとも面白くない(とはいえコンサートに行きますとコンササポと判る人は必ずいるものです)ので、コンサ的話題を。 kitara主催のコンサートですから、協賛企業を募ってやるケースが多いのですが、必ず出てくる企業に日本航空様とサッポロビール様の名前があります。 PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)でもそうですが、これら企業は文化に対して理解があると言えましょう。 その企業がコンサのスポンサー様であること、それがどちらのケースでも永年に亘ってサポートしていただけていることは、心から尊敬・感謝できることです。またそれは誇りです。 サポとしては大いに自慢していいことだと思いますが、いかがでしょう。
posted by akira37 |07:38 | その他 | コメント(0) | トラックバック(1)