2006年07月14日
言葉
というのを見て、今一番分敏感に反応するのは「オシムの言葉」でしょうなあ。 勿論私も購入していますが、最近のことではなくて発売当初(確か当時も品不足で、某掲示板でアリオ札幌に移転したばかりの丸善にあると知って、残り1冊を手に入れた記憶がある)のことです。 ですからJFAキャプテンが口にしたところで、最初に出た感想が「何を今更」でした(もはや常套句かとしたか-苦笑)。 早くからこの本を手にしていた人には、少なくとも今回のW杯の日本代表の結果は想定内であったに違いない。 まあ終わったことを今更言っても仕方がないけども。 そのオシム氏はW杯開幕前にJ's GOALのインタビューを受けている。 その中で印象に残っていたのは、「バランスを保つために水を運ぶ役割をする選手が必要」とその選手が福西のみで、暗に選手構成面で批判している部分でした。 結果は、まあ今更解説の必要もないことになってしまいましたけど。 言葉といえば、もう一つ未だに騒がれているジダンの退場にまつわることがあります。 言葉の暴力というのは、普段の仕事の上でも実はよく起こるもので、それは体の暴力よりは時にダメージが大きかったりして、同感できる部分ではあります。 だからといって、言われて頭突きするのが正統な行為だと、弁護する気は毛頭ありませんが(別に彼の頭を見た上での表現ではない)。 ただこういう結果は悲しいとしか言えないでしょう。 「オシムの言葉」には、以下の文章もあります。 「言葉は極めて重要だ。そして銃器のように危険でもある。」 果たしてJFAキャプテンは、ここを見逃していたのでしょうかねえ。
posted by akira37 |07:39 | 雑記 | コメント(0) | トラックバック(0)