コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2019年02月13日

〜進化〜 シーズン開幕へ(1)戦術とメンバー〜①

今回ブログからの数回は、『シーズン開幕へ』準備編です。
コンサのキャンプ現況、成果評価は、前回ブログで、ガチンコTM戦績評価から、J1チームで、最高ランクの代表的なチームとの結果でした。
ミシャの優秀さは、戦術、選手起用、人心掌握術を指摘されますが、それと同レベルの、チーム力強化に直結する、トレーニング術、現時点に置き換えると、キャンプ術です。ミシャ独特のトレーニングメニューは有名ですが、試合形式トレーニングを主体とするなど、根本から、高レベルな目的・目標を同時に複数、最短で成果直結する、深い思慮・思考と経験を基にしたもので、どんな監督の追随を許さない独壇場となる領域です。実際、現職の指導者が、驚き、感嘆、感銘を強烈に受ける場面を何度も見ますね。
そんなミシャの2年目キャンプの成果は、驚く程の成果=昨年キャンプスケジュール、成果は、第1次タイキャンプで達成、到達し、第2次沖縄キャンプからは、昨年シーズンイン時点に対比される段階のキャンプトレーニングとなりました。
つまり、第3次熊本キャンプは、昨年対比では、シーズン当初の敗戦を脱し、10試合敗戦無し•連続勝点獲得段階に匹敵する段階ですね。つまり、現在、J1で、連続勝点獲得が達成出来るレベルまで到達しており、フィジカル強化は継続されますが、戦術の熟成を狙い、現時点での最大課題の[起用選手選択]を行うキャンプとなりました。
このように、シーズン過程を、前倒しで、準備出来たチームは、極々一部チームのみで、ミシャは、コンサは、シーズンインからの連勝を狙う態勢ですね!
では、本ブログのテーマ、戦術とメンバーの検討です
1.総論〜戦略・コンセプト
原則論では、戦術は、保有メンバー=チーム戦力により、変化します。どんなやりたい戦術があろうと、実行、実現、実プレイ出来る選手がいるから、可能となる、という事です。
我がコンサも、この原則から逃れられませんが、一貫した長期戦略による選手保有、育成方針の実行により大きく拡大し、可能戦術の選択肢も同時に拡大した訳です。
昨年のミシャ招へいは、その結果、成果によるもので、ミシャの目指す戦術は、まだまだ限定でしたが、リーグ4位など大きな成果を獲得出来ました。しかし、ミシャ2年目の今シーズンは、ミシャの求める選手保有に、より近づきました。
その結果、当然、可能戦術選択肢も大幅拡大になっています。
ある意味、ミシャチルドレン・信奉者の駒井でさえ、新境地や新たな戦術、そして選手起用が試行され、成果、結果が出てきました。
今シーズンは、『個々選手能力大幅開発・拡大』『戦術のランクアップ』の2つの戦略を図り、リーグ順位3位以内、カップ戦1タイトル獲得、次シーズンでACL参戦の3目標の達成を狙います!

2.今シーズン戦術とメンバー
戦術を整理してみます。
(1)全体 (2)守備から攻撃  (3)攻撃(4)攻撃から守備(5)守備の局面毎にみてましょう。
(1)全体
初歩レベルで恐縮ですが、サッカーは、得点を取らなければ、永遠に勝利・勝点3はあり得ません。そのため、全ての出発点は、攻撃力構築から開始されます。兎角、守備優先、との言葉も多発されますが、[攻撃力が前提での守備]がギリギリ限度で、守備の為攻撃放棄はありません。
その攻撃力構築優先度で、攻守バランス=攻撃選手数と守備選手数のバランスが選択・決定されます。当然ですが、局面毎にそのバランス割合は変化しますが、その中でも、より多くどちらかに選手数を増加させるかどうかで、攻撃型と守備型、バランス型に分かれます。
ミシャサッカーは、守備専念局面以外は、攻撃型で、攻撃選手数を増加させ、数的優位とポジション優位を図るサッカーですね。
そこで、大前提戦術が、【全員攻撃・全員守備】(ポジショニングから限度はありますが、GKまで含めたトータルフットボールの流れ真っただ流れに位置しています。)です。 実際、ミシャコメントで、DF進藤の流れの中での得点は、ベストゴールの代表例、との事です。
その大前提の必須能力・条件が、[走力とそのためのフィジカル、共通の戦術理解]で、起用選手選択の絶対条件です。
更に、今シーズンは、新選手と既存選手レベルアップから、その求めるレベルが大きくアップしました。昨年レベルでは、不足、不充分として、起用困難となってしまいます。フィジカルアップによる走力増加、加えて、今シーズンは、スピードと精度、更に個々選手での高レベルな武器・ストロングポイントです。新加入選手の能力・レベルで、一気引き上がり、個々選手の独自能力も大きく問われます。
基本システム、可変システムは、昨シーズンのベースがあり、継続しますが、その実践度で格段の進歩があり、別物次元となっています。つまり、より精密・適正な変化・プレイ、特にポジショニングが基本・原則となりました。アバウトプレイはもう排除され、そんなプレイ選手は起用されません。
ミンテは付いてこれていませんね。
では、個別局面毎にも見てみましょう。
〜  次ブログで 〜

posted by yuukun0617 |08:27 |