コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2019年02月04日

~進化~ キャンプ現況-水曜TG名古屋戦~選択する攻撃パターン・チームは

全体スケジュールからは、キャンプも半ばを超えて、後半日程に入りました。
第2次沖縄キャンプは、
一貫してアップを図る「ミシャ戦術を成立させる運動量・内容」到達を目指す『フィジカルトレーニング』と、
「ミシャ戦術の実践度・レベルの大幅アップ、戦術向上による大幅戦力拡大」を目指す『戦術熟成・向上トレーニング』、
その両面を実現できる「選手・ポジションの選択」による『チーム形成』
の3点が目標・目的です。

そんな中、チーム形成・スタイルが2チームに集約されて来ている様に見えています。
A・B、1軍・2軍という事ではありません。
チームスタイル・コンセプトの異なる2チームの編成が顕著・集約されて来た、という事です。

沖縄キャンプは、TG(練習試合)の観点からみると、
       2/1~2/4 4日間 トレーニング
沖縄第➀TG 2/5 名古屋
       2/6~2/7 2日間 トレーニング
沖縄第➁TG 2/8 東京V
       2/9~2/10 2日間 トレーニング
沖縄第➂TG 2/11 FC東京
       2/12 沖縄→熊本キャンプへ
 と3TGを中心に組まれたキャンプなんですね。
という事は、TG毎に「目的」があり、その目的のテストがTGそのもの、となります。TG「目的」を推論してみると、
 第➀TG「目的」・・スタイル1チーム、スタイル2チームのチーム編成テスト
 第➁TG「目的」・・2スタイルチームの取捨選択によるAチーム編成テスト
 第➂TG「目的」・・Aチームの実践度アップ(レベルとスピード・精度アップ)
で、熊本キャンプ;シーズン用チーム戦力アップに繋ぐものですね。

では肝心の「2つのチームスタイル」とは?  ですが、

これには、キー選手がいます。つまり、キー選手を起用するスタイルと起用しないスタイルで、チームスタイルが大きく異なる、という事です。
【キー選手は、ジェイ】です。
具体的には、
【ジェイスタイル】と【鈴木(ロペスでも同じ)スタイル】です。
【ジェイスタイル】
➀ジェイの【ポストプレー】を攻撃の核とするスタイルで
➁≪ロングポスト≫は従来型(2017、戦術都倉の定番スタイル)で相手DF陣を攻略しますが、加えて、今シーズンは≪ミドルポスト≫の相手ボランチ・OMF陣を攻略し、そのポイントから相手陣攻略・ゲームメイクするスタイルが中心となります。
➂その際、≪ミドルポスト≫ターゲットは、ジェイへの集中防御・マーキングを外すため、「ジェイ+ロペス+岩崎」の3ターゲットに増加し、相手守備の予測・マーキングを崩壊させてしまいます。今シーズンの移籍加入で、≪ミドルポスト能力(パスコントロール+ゲームメイク能力)≫を長所とする「ロペス・岩崎」の加入は大きいです。
➃結果として、ポストプレー能力が弱点の「鈴木」、高さ不足でポスト役不適正の「チャナティップ」は外れます。
➄長短パス・フィードによるダイレクト攻撃力が大幅拡大し、「堅守陣・守備力」相手に効果絶大です。さらに、パス戦術(ショートパス)、サイド攻撃を連動させ、多彩攻撃が大きく拡大します。
➅前線3枚中心のカウンターとなり、単独トップへのカウンターが機能しない(阻止される)J1守備へも、カウンターを成功させ、また、反面、守備陣の攻撃参加がない攻撃での攻撃力も強化でき、攻守の安定化を果たせる。
との内容です。
※1/23 タイ2部リーグ・前年3位 チェンマイFC 基本「3ー4ー3」
[前半] 1:0 得点ジェイ
        ジェイ
     岩崎     ロペス
  菅   深井  荒野   駒井
     福森 宮沢 早坂
       ソンユン⇒菅野 
  で、そのスタイルを披露し、優秀さを証明しました。

2.【鈴木(ロペスでも同じ)スタイル】
※1/27バンコクユナイテッド戦;前半 3-1  
         鈴木
     チャナ     ロペス
 白井    荒野  駒井    ルーカス(・フェルナンデス)
     福森  宮沢  進藤
        ソンユン
  で、スタイルが披露され、こちらも優秀さを証明したのですね。
➀【ポストプレー】中軸ではなく、【スピードと縦への攻撃】を攻撃の核とするスタイルです。
➁スピード・縦への攻撃が弱点な「ジェイ」を外す選手起用で、昨年以上に攻撃的な「チャナティップ」に、スピードスター「鈴木」、スピードもある「ロペス・ルーカス」が爆発し、「ハス・ドリブル・ポジションチェンジ」の「ハイスピード化」と」激しい「縦への突破・守備陣裏攻略」がスタイルです。
➂こちらも【ジェイスタイル】と同様に「堅守陣・守備力」への対抗力が絶大です。しかし方法は全く異なり、縦に・スピードで揺さぶります。例えば「高さが揃ったベテラン・優秀選手の堅守守備陣」チームに、絶大な効力発揮です。
➃ミシャ戦術で「攻撃モード=コンサ攻勢」時に、中央・サイド全面で攻撃・アタックを仕掛けられます。このスピードに対応できる相手チームは、J1でも多くありませんね。

いかがですか。

現在、コンサには、チームスタイルが、2つ存在しているのですね。

今後、この有力2スタイルの融合・ブラッシュアップが図られる事でしょう。
予想は、
前半と後半で、スタイルチェンジの運用・起用が濃厚と思います。
どちらが、先発=前半で、どちらが途中スタイルチェンジ=後半かは、相手チームを見極めて選択・決定もあり得ますが、

試合展開=相手フィジカル試合推移(試合経過に従い、相手フィジカル低下)から、夏場やタイト日程の場合以外は、

前半~【ジェイスタイル】⇒ 前線以外選手のフィジカル低下は少ない。
後半~【鈴木(ロペス)スタイル】⇒相手運動量・スピード低下状態で、「スピード・縦攻撃」で圧倒。
とのスタイルチェンジが最適と考えます。
後半;岩崎⇔チャナティップ、ジェイ⇔鈴木 2枚替えで、スイッチオン、となる訳です。

水曜TGでの「ミシャ監督 選手起用」はどんな選択をするのでしょうね。
最大注目点です。

posted by yuukun0617 |21:33 |