コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年11月04日

~進化~ 第31節仙台戦~あと3勝!

ALLコンサ・チームとサポーター全員で掴み取った第31節仙台戦勝利!
皆さん!お疲れ様でした!
また、充分堪能されましたか!

それこそ、泣いても笑っても、残り4試合・戦となった中での【劇勝】獲得。
隅から隅まで味わい、愉しみ尽くしましょう!

本日試合は、予想に反して、1点差勝負でしたね。
本来、両チームとも、リーグ上位の攻撃・得点獲得力で「3得点勝負」の予想でしたが、普段以上の集中度・集散度により、互いに自由なパス交換・プレイを相殺し、そんな中でも、想定のシュート数に到達させるも、最終ディフェンス=GKの出来が最高レベルで、悉く得点チャンス・得点パターンを阻止・ブロックしました。ソンユンのスーパー・ビューティー「PK阻止」とスーパーセーブ2本、シュミットダニエルのスーパーセーブ3本と両GKは各3本づつ、絶好・決定機をストップしたものです。

そんな、ギリギリの得点実現困難な中、タイミング抜群の絶好チャンスが「三好」に到来し、「唯一点」を実現したものでした。
実は、それ以外の得点機を厳密に確認しても、「枠内シュートやシュートターゲットポイント」の修正をしたとしても、ブロックされる確率が高かったでした。やはり、「得点実現の唯一チャンス」だったとみえました。

という事で、大変勝ち点3獲得が難しかった・至難試合を、何とか「勝利・勝ち点3」で切り抜けました。今後の3試合~浦和・磐田・広島~対戦も、勝利・勝ち点3獲得は、大変、困難・至難試合が続くも、仙台・浦和・磐田が、同型フォーメーションの「完全マッチアップ試合」で、「システム戦術での優位性」が消滅する試合です。
そして、その第一弾試練試合が、本日「仙台戦」で、無事・何とか、唯一のチャンスをモノにし、「劇的勝利」を掴み取った訳ですね。
こんなゾクゾクする試合を、連続出来る<幸せ・喜び>に、チームスタツフと選手・そして全サポーターの皆さんへの感謝と、強い誇りと期待を寄せ、皆さん全体一丸となって「3位・ACL出場権」を掴み取り・<新たな世界>を観ましょう!!

では、最後に、本日試合を速報値で確認しておきます。
1.試合数値(スタッツ)~速報値~
        コンサ   Vs  仙台
項目   前半 後半 全体 ~  前半 後半 全体
支配率  60%  54%  57%  ~  40%  46%  43%
走行距離  55.5  59.8 115.3  ~  54.0  57.2  111.2 Km
シュート数    11本  9本 20本 ~   4本 14本 18本
枠内数   5本  4本  9本 ~   2本  8本 10本
パス数  278本 231本 509本 ~  212本 237本 449本 
成功率  81%  77%  79%  ~  75%  83%  79%
CK数   7回  3回 10回 ~   1回  3回  4回

横エリア別プレー占率
Lエリア 49%   34%    ~  52%  50%
Mエリア 35%  37%    ~  26%  21%
Rエリア 16%  29%    ~  22%  29%
縦エリア別プレー占率
Dエリア        38% ~         31%
Mエリア        32% ~         41%
Aエリア        30% ~         28%

<評価>
①支配率=試合コントロールは、コンサ主導試合。
②しかし、項目値=プレイレベルは、ほぼ同数値・同レベルで拮抗・均衡試合
③前半コンサ優位、後半仙台反撃で、後半シュート=チャンス数は仙台優位。
④コンサは、通常より、サイド優位目主導が低下し、中央突破も同占率。
 仙台は、Lサイドからのゲームメイク・突破を前後半一貫して徹底。
 コンサのサイド占率低下は、仙台サイド攻撃への守備負担により
 ポジション低下のため。=可変システムの作動が停滞傾向。
⑤コンサは、通常よりMエリアプレーが低下、Aエリア上昇は、
 前線への放り込み・フィードのロングカウンター多発によるもので、
 パス成功率を5%低下させ、攻撃時間帯を縮小させていたもの。
 =DF陣からのビルドアツプは、そのまま中央突破パターン化し、
 多彩攻撃は停滞となった。
<総括>
フォーメンション【3-4-2-1】同型で、仙台戦術≪前線からの守備~アタッキングカウンター≫とそのまま仙台に押し込まれる事に対抗するため、①コンサも前線からの守備~アタッキングカウンターを仕掛ける、②自陣まで押し込まれ、自陣からの攻撃切り替えでは、ロングカウンター選択を特に前半増やすも、前線にポイント構築~ショートカウンターは不発で、後半は、「駒井ボランチ-早坂代替」の代償で、サイドが拮抗し優位確立が困難なため、ビルドアツプ~チャナを軸の中央突破を増やすも、陣形崩しまでは到達せず、「得点」となった場面の相手守備ミスからの得点以外は、想定する多彩パターンには至らなかったもの。更に、両チームGKのファインセーブ連発で、絶好機・決定機の阻止勝負となったもの。
「駒井」ボランチ起用~「サイド突破力低下」による「攻撃力低下」が大きかったです。
次戦対戦での「最重要ポイント」となります。

posted by yuukun0617 |21:10 |

2018年11月04日

~進化~ 第31節仙台戦~対戦準備④直前考察

リーグ最終盤第31節が進行し、残る2試合で完了。その後名古屋以外は、残3試合となります。

ここに来て、≪シーズン終盤の在り方≫が判って来ました。
~シーズン終盤でのチームコンセプトで、シーズン結果を左右する~との展開となり、その在り方が問われる、との命題です。

結論は、
【シーズン終盤では、チームコンセプト・カラー・戦術を中心とする試合展開を目指す事が必須である】、というものです。
一見当り前の様ですが、意味は相当深いものです。
その意味は、
・対戦方針による想定試合展開を建てる際、平時は、「チームコンセプト・戦術」+『相手チーム対策・修正』」を中心としますが、
シーズン終了時点まで進行している状況では、
もはや「対策チームの長短による対策」での試合打開から脱却し、
『チームコンセプト・戦術』の完成形による試合支配・勝利を図るべきである、との内容です。

本来、シーズン開始前では、全チームで、シーズン終了時点での「チームコンセプト・戦術の完成」を期するものですが、現実の中、破綻状態・破綻チームが産まれ、「降格」となって行きます。
その逆に、上位・チャンプ争いチームでは、強力な「チームカラー・戦術が完成」しています。
当然の摂理・自然な流れですが、長いシーズンの中、幾多の困難・試練により、「破綻・喪失」してしまうチームと選手となってしまう訳です。

シーズン展開の真の意味・意義の中には、
・一見、上位・チャンプ争いと降格争いや順位争いとされそうですが、実は、それは『結果・成果』で、意味や意義としての優先順位は、最上位の【唯一物】では無いのではと思えてなりません。
同等の意味・意義が、
【チームコンセプト・カラー・戦術の完成】=【チームの成長】で、
『結果・成果』は過去のものですが、
【チームコンセプト・カラー・戦術】はこれからの未来を作る源です。

実は、リーグチャンピオンチームの次シーズンの活躍と一転破綻の差が、ここに在るもの、との指摘に繋がります。

よく話題とされる<常勝チームの宿命>を、
〇『結果・成果』とするのか、
〇それを『生み出す力形成』とするのかは、
根本的なチームコンセプト・思想そのもので、
J2リーグでは、全チーム<チームの力形成>に邁進していましたが、
J1リーグ、2シーズン目の終盤に来て、あらためて身に沁みています。
大変お恥ずかしい話ですが、
正直、前シーズンは、J1リーグ残留の結果・成果の一点に集中し、そんな根幹思想に思い当たりませんでしたが、
今シーズン、上位争奪戦の中に在り、未来への継続を想い、初めて<チーム力形成>指向の重大さを痛感・実感しています。と同時に、『結果・成果』至上主義の呪縛が重いチームも見えて来ますね。

本筋に戻し、シーズン終盤の第31節各試合を見ると、そのコンセプトの差と、そのための結果・成果が明白に見えて来ます。

第31節勝利チームの共通事項が【チームコンセプト・戦術の完成指向】チーム、
敗戦チームは【結果・成果指向】チームに2分されそうです。
湘南△-△清水 ・・独自スタイルの激突【戦術指向】両チーム
川崎〇-●柏  ・・川崎は【戦術指向代表格】、柏システム変更し失敗
磐田〇-●広島 ・・磐田【戦術指向】、広島戦術変更・ブレで失敗
名古屋●-〇神戸・・名古屋【戦術指向がブレ】、神戸【本位の戦術指向に】
浦和●-〇G大阪・・浦和【戦術形成に甘さ・ブレ】、G大阪【戦術指向】
結果を求めるため、戦術を崩したチームと戦術形成追求力に甘さのチームが敗戦しました。

残る2試合もその観点から予想できます。
コンサ〇-〇仙台・・両チームとも【戦術指向】チームで激戦
鳥栖●-●長崎 ・・両チームとも【戦術指向がブレ、結果指向】で苦戦

では、シーズン終盤【チームコンセプト・カラー・戦術の完成】を目指す闘い・試合を、試合コンセプトの中心とする、との考え方のキーポイントが、
・「愉しむ力」~ミシャの言う「トレーニングする愉しみ・試合する愉しみ」がサッカーの中核。
・チーム全体の「一体感」
・そんな中、自分自身の最大値・最高値に挑む「チャレンジ力・精神」
です。

最終結論が、
「相手との対戦ではなく、自分(限界・メンタル)との対戦に勝つ・勝ち取る」事です。

今日の試合、コンサチーム全体で、「自己の最高を形成し、最高値とし、その結果が3得点以上獲得での勝利」を成功・成し遂げましょう!!

posted by yuukun0617 |08:29 |