2018年09月10日
~進化~ 第26節川崎戦-復活の灯にしよう!
困難な日々を必死に、一歩ずつ進む中、次戦第26節川崎戦を「復活の灯り」にしなければ!!
コンサのチームとしての意味は色々でしょうが、
<今、ここに問われている>事は間違いありません。
第26節の闘いで、チームとして、選手として、「先頭を走り、コンサを見る全ての人を勇気付ける」使命を果たす時です。
選手・スタッフも「高い闘志・闘争心・誇りを見せる時は今」との深い自覚・認識のもと「川崎戦必勝・勝ち点3獲得」を絶対目標にしていますね。
試合目標は、第28節まで【8試合連続勝ち点獲得】でしたが、敢えて【4連勝必達】です。
しかし、<言うは易し、行うは難し>そのものが、次戦川崎戦勝利です。
<リーグ最安定2位君臨・パスサッカーの本拠チームからの勝利の方程式は如何に!>に集中しましょう。
先ずは、相手現況把握の点検から。
1.対戦チーム「川崎」現況
順位2位 勝点46 14勝4分6敗 32得点19失点 得失差13
1位広島
順位1位 勝点55 17勝4分4敗 41得点19失点 得失差22
4位コンサ
順位4位 勝点41 11勝8分5敗 35得点29失点 得失差6
・・首位まで、勝ち点9差(3試合差) 失点数(守備力)同値、「得点」差で2位に甘んじています。
コンサとは、勝ち点14差(5試合差) 得点力はややコンサ優位。しかし、「失点」数(守備力)の差(△10失点)で、コンサは4位に甘んじている、との数値です。「この10失点」で、直感的に「ケアレスミス失点数が同数くらい」で、ケアレスミスの有無がこの失点・守備力差で、現在コンサは「ケアレスミス解消」傾向で、「ほぼ攻守の差は埋まっている」、と評価・判断できます。
ここ5試合戦績は、3勝1分1敗 5得点4失点、前節G大阪・敗戦で、5試合連続勝ち点獲得をストップしてしまい、連敗は絶対阻止の試合目標での対戦です。
川崎フォーメーションは、不動の【4-2-3-1】。伝家の宝刀【パスサッカー戦術】の元祖・本家・本拠です。
ここまでは通常通りですが、注目ポイントが対戦戦績にあります。
結論を先に<対3バックチームはやや苦手>との点です。
具体的に見てみます。
今シーズンの対戦戦績で、
全体 24試合 14勝4分6敗 32得点19失点
(1試合 勝点1.9点 1.3得点0.8失点)
対4バック 15試合 10勝2分3敗 24得点11失点
(1試合 勝点2.1点 1.6得点0.7失点)
対3バック 9試合 4勝2分3敗 8得点 8失点
(1試合 勝点1.5点 0.9得点0.9失点)
・・明らかに、得点△45%、失点+128%と、攻守に低下し、獲得勝点も△0.4点分低下しています。以下の通り、シュート成功率も、平均「8.3%」が、磐田・札幌戦以外、半減以下に低下しています。
個別対3バック戦績は、
①節 対戦 磐田 3-0 〇 シュート成功率27.3%
② 湘南 1-1 △ 4.8%
⑧ 仙台 0-0 △ 0%
⑫ 浦和 0-2 ● 0%
⑯ 札幌 2-1 〇 13.3%
⑰ 長崎 1-0 〇 4.5%
⑲ 浦和 0-2 ● 0%
㉔ 仙台 1-0 〇 5.6%
㉕ G大阪0-2 ● 0%
㉖ 札幌 ???
如何ですか。磐田以外、の3バックチームには、辛勝・苦戦引き分け・敗戦のどれかです。特に、<浦和は天敵!>です。
また、対戦カードで何故か、前回⑯⑰⑲と対3バックチームが連続し、最後は敗戦。今回も㉔㉕㉖と対3バックチームが連続し、同様な流れなら、コンサも●?!見たいですね。
その理由ですが、推定すると、
「前線の守備」の磐田、以外の3バックチームは、ミドル~ローポジションに布陣。5バックの密集ブロック守備陣形を組み、スペース・ギャップはそのままだと無く、「ショートパス戦術」を展開すると「パスカット・パスミス多発~ボールロスト多発」となり、攻撃力は低減、また、ボールロストからのカウンター多発により、失点増加、との展開が底流にありそうです。
一方、対磐田は「アクティブカウンター(前線でのボール奪取戦術)」チームで、川崎陣が濃密度布陣の位置でのボールロスト~即時再ボール奪取を仕掛け、カウンターリスクを阻止し、川崎の攻撃を再継続する展開で、苦手とはしていないものです。
次節コンサ戦は、川崎チームサイドでは「要注意・要警戒対戦」との認識と想定されます。
2.試合データ値
・支配率 平均57.2% リーグ2位 コンサ51.6% 6位
高支配率で試合コントロール狙い
・得点 1.3点 6位 1.4点 4位
・攻撃回数 116回 18位 117回 14位
・シュート数 15.5本 1位 14.5本 2位
・枠内数 5.3本 1位 4.6本 5位
・PA内数前節 5本 14位 10本 5位
・PA内率 41.7% 17位 66.7% 8位
・決定率 8.3% 14位 9.7% 7位
決定率の低レベルが、シュート数に比例しない得点数となり、
「多シュートに拘わらず得点困難」が敗戦試合・引き割け試合
の共通展開。
その原因は、シュートポイントがPA内まで突破出来ず、
PA外からの「無理やりシュート」多発により、
極端な成功率低下を招くもの。
特に、3バックチームの「密集ブロック守備陣」は苦手となる。
→ 戦略
≪PA内はブロック守備し、PA外からのシュートを撃たせる≫
川崎 札幌
・パス数 678.1本 1位 481.1本8位
・成功率 85.8% 1位 79.4% 9位
特に、距離別パス数・成功率は、(L;ロング、M;ミドル、S;ショート)
1試合平均で、
川崎 L 43本(6.3%) M 185本(27.2%) S 451本(66.4%)
成功数 28本 158本 397本
成功率 65.1% 85.4% 85.8%
札幌 L 69本(14.3%) M 169本(35.1%) S 243本(50.5%)
成功数 38本 142本 S 202本
成功率 55.0% 84.0% 83.1%
川崎:札幌を対比すると
ロングパス 川崎△26本(△8%)成功率+10%
ミドルパス +16本(△8%)成功率+1.4%
ショートパス +208本(+16%)成功率+2.7%
全項目成功率は、川崎が上回ってします。
しかし、川崎ショートパス占率が、圧倒の数値です。「パスサッカー」=「ショートパスサッカー」と言う事が良く分かります。
また、両チーム共、ロングパスの精度は、極端に低い成功率なんですね。<ギャンブルパス>という事が良く分かりますし、見事成功の局面が貴重なチャンスタイムという事も良く理解出来ます。
また、ちょっと面白いのは、コンサの距離別パス成功率で、
ミドル>ショート>ロングの順は、常識のショート>ミドル>ロング=距離の長さに成功率が比例する、に反しています。
つまり、コンサのパス精度は、ショート・ロングは川崎に劣後していますが、ミドルの精度はハイレベルに到達している、との点です。
コンサのミドルパスは、サイドへのパス、サイドチェンジパス、そして決定機直結のクロスパスで、高精度のレベルを証明しています。
ちなみに、コンサロングパスは、GKとDFからのロングフィードで、パスレベルの低さ・課題を示しています。現行「コンサ式ミシャ戦術」では、GK・DFラインからは、①ショートパスでのビルドアップ、②前線へのロングフィードの2つがありますが、②の精度は低いレベルであり、ロングパス能力が大きな課題となっている訳です。唯一福森は高成功率ですが、それ以外のミンテ・進藤・宮澤、そして、最低がソンユンのロングパス能力が問題です。
川崎の谷口・エルシーニョ・車屋の精度とは大きな差がついています。
川崎 コンサ
・クロス数 12.5回 17位 17.7回 5位
・インターセプト 2.4回 7位 3.0回 1位
・・両データとも、コンサ優位。ここが川崎ポイントではありません。
トラッキングデータは、
・走行距離 107km 18位 115km 3位
・スプリント 151回 15位 160回 8位
・・両項目共に、川崎の弱点ともいえる部分、コンサのストロングポイントで、ミシャの「相手チームより走り勝ち」が成立する内容です。
3.メンバー
スタメン固定化で、当然発生するコンディション変動が、戦績変動の原因ですが、その基本構造は変えません。
直近、最重要選手「大島」が9/1肉離れで離脱、同じくボランチ森谷が8/22ハムストリング炎で離脱中。緊急事態です。
トップ下で固定の中村健剛を下げてボランチ起用も濃厚ですが、攻撃のキーマンの代替は、斉藤学でしょうか。
予想起用選手は、
小林
斉藤 阿部 家長
中村 守田
登里 車屋 谷口 エウシーニョ
ソンリョン
大島・森谷・田中故障離脱。
新加入カイオセザールが登場かも。
奈良の姿が8/1浦和戦(敗戦責任)以降消えました。??です。
強敵「川崎」にも、狙い目、ターゲットはあります。特に「低決定率」での自滅パターンは、簡単には改善出来ない事でしょう。
2位川崎を撃破の第26節で「道内に、光明と感動と勇気を拡げましょう!」
posted by yuukun0617 |14:12 |