コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2019年02月15日

〜進化〜 シーズン開幕へ(3)重大継続課題【決定力】は?

開幕への準備も最終段階で、本日のTG、明日のTMで、シーズン定例スケジュールの「週間スケジュール・イン」となります。
本日と明日のTG2本設定の意味は、明白ですね。
・起用候補選手数が、11選手×2試合分=22名+サブ専任起用選手数である。
・最終テストの目的・狙いが「90分」起用=1試合通せるフィジカルの確認とプレイレベル変動(低下の有無)の確認にある。
の2点で、その最終テストで、次週からの「シーズンスケジュールでの起用選手選択=Aチーム選択・形成」の元データを獲得となる訳です。
試合内容は「非公開」ですが、「戦術方針・実施内容」課題ではなく、「個別選手の使用想定戦術上でのフィジカル確認(期待通り実現できるフィジカルに到達しているかどうか)」が主体で、「次戦での起用選手=Aチーム選手」を秘匿しておきたい、との事からの運営・実施ですね。
しかし、かなりの高い確率で「既に、適正度とプレイ能力、合算してのチーム戦力」そして、「次戦起用選手=Aチーム選手」が、ここまでのTMから推定・推測可能ですね。

では、本ブログの本題に。
テーマは、昨シーズンからの、継続・最重要課題【決定力のJ1上位クラスまでのレベルアップ・改善】です。
1.【決定力】とは。【J1上位ランク決定力】とは。
➀コンサの昨シーズン
シュート数14.4本/試合ー5位~決定率9.4%/平均ー12位と、
チャンスメイクからシュートの機会数はもリーグ上位でしたが、
決定率リーグ下位に低迷し、結果、ゴール数1.4点/試合ー7位と、リーグ順位は大きく低下し、上位陣から脱落でした。
この低決定率にて、シュート順位通りの5位決定率であったら「獲得出来なかった=失った得点4.4点」で、順位は4位から2~3位へアップしていました。
この【低決定率で、涙を呑んだ、悔しさを噛み締めた】訳でした。
➁「決定力」とは。
シュートは、そこまでのビルドアップ~中盤の工夫・展開~得点化のための「単独ラストプレイ」ですが、「シュート直前プレイ+シュートラストプレイ」の2プレイから成立しています。しかし、その重要度=役割度は、同一ではなく、チーム戦術により相違し、コンサのミシャ戦術では、直前プレイ3割・シュートプレイ7割で、平均チームでは、直前プレイ2割・シュートプレイ8割、となっています。
しかし、その様に度合いに相違があっても、ラストプレイ選手のプレイ内容の成否が過半以上を占めている事は間違いありません。
決定力の高い「ラストシューター」の条件は、過去は高いテクニック・強靭なフィジカル・強いシュート力が主流でしたが、現代サッカーでは激変し、その本能型・過去型能力だけでは、得点獲得が出来ない「低決定力」選手として試合起用も困難となります。
ズバリ!結論は、現代での条件は「タイミング・冷静な計算・情報把握能力」が中軸となっています。
A.タイミング・・GKはシューターの動きを注視しシュートタイミングを計り、平均的タイミング(1・2・3・シュート)は完璧にブロックしてしまいます。ですので、そのタイミングを外すプレイ・シュートが必須です。トゥーキックは(1・シュート)となり、GKの想定を外すので成功率が高い訳です。同様に「顔を上げずにシュート」「ワンタッチシュート」もその一種です。この考え方・プレイは、DFも全く同様で、DFの想定=ほとんどがタイミング、を外す事が必要です。都倉は14.8%の「低決定率選手」でしたが、その理由が「平凡なタイミングシュートが大半」だった事にあり、獲得した12得点のほとんどが、偶然・タイミングがズレてくれたラッキー弾でした。ジェイも決定率は11.7%で同様低決定率、チャナティップも14.3%でした。一方、名古屋のジョーは、22.9%、浦和興梠21.4%・・と20%台で、コンサチーム値の2倍以上です。
強靭なフィジカル(代表/都倉)で、DF陣を弾き飛ばして、強烈シュートは最早通用しなくなっていました。J1のDF・GKは急激に進歩し、そのスタイルは完璧にブロックしてしまう時代です。(J2なら通用しそうですが・・)
イニエスタは、相手DFが届く前に、ラストパス・シュートをプレイしますが、強靭なフィジカルとは無縁の「タイミングとテクニックで勝負しWクラス」となった選手で、現代の代表例ですね。Jリーグでも、興梠・佐藤久人・大久保・大迫もそうです。小柄でフィジカル型でない選手が多いのは、空中戦や強靭フィジカルでの勝負が困難なため、編み出したプレイだからであり、大迫は、独ブンデスリーグの強靭DF・GKへの対抗策で、一級選手は当然のプレイとして、吸収した、という事です。
B.冷静な計算
決定力には、冷静な計算が現代流のもう一つの柱です。
決定力上昇策があります。
〇シュートを打つエリア・・ピエルサ(アルゼンチン監督)ライン内を原則とし、ラストパスターゲットポイント・シュートポイントとする。
〇「ファー詰め」・・こぼれ球狙いとシュートへのラストパスはファー狙い原則。・ゴール前をクロスのように横切っても押し込みやすい・ニアより広角度で相手の死角からフリーで押し込みやすい・GKがはじいた場合ニアはクリアーとCK、ファーにこぼれ球、との3内容があり、ファーポジションをポイントとする。
〇ワンステップシュート・・短いステップで、フォロースルーを長くとるシュートで、タイミング外しが取れ、それで強いシュートとなる。
C.情報判断能力
前記「タイミング外しで、頭を上げないシュート」を記載しましたが、その前提が、この事項で、ゴールを見るため、DFを見るために、プレー前に頭を上げた瞬間
タイミング遅れ・相手守備想定内入り、となります。では、「一瞬の遅れも生まない」ようゴールやDFを見ずに、その位置・シュートポイントが分かる方法は?・・「線審」位置がDFラインで、「頭を上げてDFを確認しなくてもけDF位置が想定出来ます。~会場の広告塔・背景から「ゴール」位置を推定できます。「頭を上げてゴール・GKが確認しなくても」ゴール方向・位置が想定でき、頭を下げたままシュート、となります。このタイミングは、GKの予期・想定外タイミングで、GKのプレイ前に、シュートとなる訳です。事前会場練習の目的、もっと顕著なのは、ホームチームが有利なのは、経験数が豊富で、会場風景とゴール位置とが明確に頭に記憶されているから、との指摘に繋がります。
➂求めるレベル・【J1上位ランクレベル】とは?
昨シーズン上位決定率チームは、
1位 名古屋  13.5%
2位 清水   12.6&
3位 横浜FM 11.3%
4位 鹿島   10.6%
5位 浦和   10.3%  
12位 コンサ   9.4%  13%を目指しましょう。+3.6%です。

「+3.6%」「13%」⇒ 64得点獲得 +16得点となり、
想定順位は、1位・優勝が手に入ります。

2.コンサの今シーズンは?
結論は、一気に「決定力」低率は改善しています。
最大の要因は、
➀シュート高決定力選手の新規加入・スタメン定着・・鈴木・ロペス・岩崎
➁決定力対策効果の実現・・新加入選手の高レベルラストパス・プレイ・・ルーカス・中野
既存選手の同プレイレベルアップ・・駒井・チャナティップ・ジェイ・福森・宮澤・白井
の2点により、大きく改善し、目標値・レベルまで到達可能となりました。
全チームの共通・重要課題の「決定力改善」が、僅かなチームで進歩・進展し、コンサはその代表格との進化が掴めたのではないでしょうか。

対外TMは、一本ですが、AvsBの紅白TGが設定され、昨日はAチーム時間制限、Bチームはフルタイム起用。
本日は、Aチームフルタイム起用で、90分テストを実施します。
ミシャは、サポーターもマスコミも、当然、相手対戦チームも、同一想定となる、とのコメントです。
『そんな状況は、承知の上で、その想定と同一内容で、実戦起用し、勝利を勝ち切る』との自負・自信に溢れ、キャンプ準備の成功、チーム力上昇を確信しています!

posted by yuukun0617 |23:08 |

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この記事に対するコメント一覧
Re:〜進化〜 シーズン開幕へ(3)重大継続課題【決定力】は?

役割度ってなんだよ
造語を作りすぎだよ
日本語大丈夫か

posted by おいおい| 2019-02-16 11:45