コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2019年02月14日

〜進化〜 シーズン開幕へ(2)戦術とメンバー〜②

〜続編〜
2.今シーズン戦術とメンバー
戦術を整理してみます。
(1)全体 (2)守備から攻撃  (3)攻撃(4)攻撃から守備(5)守備の局面毎にみてましょう。
(2)守備から攻撃 局面
システムは、基本[3-4-2-1]から、可変します。
選手ポジションの中、DF・ボランチ選手は元々「理論型・定石(定形)型」が主流で、中盤選手は、相手の創造を超える「創意型・テクニック型・意外性型」、そしてFW・前線選手は、「機械のように淡々と冷静型・独立型」が適性といわれますが、
この局面の主役は、「堅守の最終盤防壁・守備」と「ビルドアップ」の担い手=GK・DFです。そのため、「守備力」と同レベルで「パス能力」が求められますが、
(10段階評価で)    2018⇒2019
GK・・ソンユン パス能力5⇒7・ポジショニング6⇒7 一気に大改善
DF・・宮澤   パス能力7⇒8・ポジショニング7⇒8 着実に改善
DF・・進藤   パス能力5⇒6・ポジショニング6⇒7 着実に改善
DF・・福森   パス能力8⇒8.5・ポジショニング6⇒7.5 着実に改善
  この4人は、「理論・定形型選手」で、また2年目の累積経験(失敗)から、ポジショニングが着実に改善し、昨シーズンのリスクは確実に減少します。
今キャンプでのTMでも、Aチームの失点は「0」でした。確実に守備力は向上し、安定した「ビルドアップ力」で、パスサッカー戦術の第一段階は◎です。
その4選手に続くサブ選手は、
GK・・菅野   パス能力7⇒7・ポジショニング6⇒6 能力維持
DF・・石川   パス能力6⇒6・ポジショニング6⇒6 変化なし
DF・・ミンテ  パス能力5⇒5・ポジショニング5⇒5 低レベルを改善必須
DF・・濱・中村 パス能力 ⇒6・ポジショニング ⇒6 石川レベルに到達
スタメンと大きく差があります。ここが「コンサの唯一の弱点」かも。濱・中村に期待すべき。

システム可変[3-2-5]
ボランチ「深井・駒井」がDFラインに落ち・「宮澤」と3DFライン、左右CB福森・進藤は、ボランチラインまでポジションアップし、サイド攻撃の起点として「長短パスの出処役」更にポジションアップして「前線へ攻撃参加」までの運動量・テクニック・攻撃意志があり、多彩攻撃の担い手となります。福森・進藤のポジションアップ~攻撃参加は、相手マーキングを完全に外し、相手陣での数的優位・マークずれ・弛緩で、相手陣を混乱させます。
他チームも可変システムは多数チームが採用・実施していますが、ここまでの徹底した「攻撃参加」はコンサ・ミシャの独壇場ですね。
この左右CBのポジションアップは、2選手だけではなく、
DF役・・早坂 パス能力7・ポジションアップ力7
DF・・濱・中村・石川 パス能力6・ポジションアップ力6で、サブとしての適性ありですね。

ビルドアップ過程では、
➀DF⇒中盤選手への縦パスから、サイド・前線・バックパスと展開
➁ロングフィードでカウンター
➂ダイレクトサイド攻撃 の展開があり、多彩な攻撃パターンから選択し、相手陣への攻撃が始まります。

今シーズン、ここに強力戦術・パターンが追加されています。
➀DF⇒中盤選手への縦パスから、サイド・前線・バックパスへの展開は、大きく進化しました。
2018は、トップ・FW ジェイor都倉へのフィードの[ポストプレー]パターンでしたが、都倉は前線位置から移動せず「ロングポストプレー」、ジェイは「ボランチ・バイタル位置までダウン」しての「ミドルポストプレー」で、都倉「ロングポスト」は完全に相手陣の想定・対策済みで、全く成功せず(2017シーズンの戦術都倉は、J1初シーズンが故の成功でした)、ジェイのミドルポストプレーも、相手陣の想定内で、対策が成功し、封じられる場面が多発しました。しかし、今シーズン、一気に大改善・大進化です。それは、「ミドルポストプレーを主体で、ターゲット先が、ジェイに加え、シャドーのロペス、岩崎」で、単独ターゲットから複数ターゲットで、相手陣も絞り込めず、対策不発となります。前年の「三好・チャナ+ジェイ」は「ロペス・チャナ(場合により岩崎)+ジェイ」で、ターゲットは、「1枚⇒2or3枚」となる訳で、成功率が急上昇します。さらにその3選手ともに、パス能力・展開予想力・ゲームメイク力が高く、得意・ストロングポイントなんですね。いい選手を取りました!!
「ミドルポストプレー」戦術は、相手陣からみると「ターゲット絞り込み困難で、有効対策が不能」の守備困難攻撃となりますね。
「ビルドアップ◎」~縦パス~「ミドルポスト◎」~「サイド・前線DF裏◎」で攻撃力が大きく拡大しました。

(3)攻撃 局面
システム可変は[3-2-5]で、両サイド・シャドー・トップの「5トップ戦術」で、DF3枚(宮沢・駒井・深井どの選手も、鋭いパス・ドリブルでの「剥がし」で数的優位確立が得意です!)、両サイドにポジションアップした福森・進藤(高精度・効果高いパス供給・ラストパス直結の得意です!)、計5選手から、縦横に、特に縦へのスピード・陣形揺さぶりパス、また、サイドチェンジパスと高レベルのパス供給が待っています。
そして、プレスキックも得点チャンスで、多彩・多様パターン、スピード・数的優位・スペースチャンスのレベルアップは、リーグ最強の攻撃力です。
サイド選手は、激戦区で、
SH・・菅    突破力6.5⇒7 ・クロス力7⇒7.5 より強化
SH・・白井   突破力7⇒7.5・クロス力6.5⇒7.5 強化されました
SH・・駒井   突破力6⇒7.5・クロス力8⇒8.5 さらに強力に
SH・・ルーカス 突破力 ⇒9.5・クロス力 ⇒9   強烈な攻撃力
SH・・中野   突破力 ⇒8.5・クロス力 ⇒8   スタメンクラス
5選手は、ルーカスが別物でスタメン絶対当確、あと1席は駒井ボランチ当確で、菅・白井・中野の3選手で争奪。ここで残った2選手は、サブ登録で、途中交代起用で、スピード・走力は100%発揮でのサイド攻撃となり、昨シーズン対比では、200%アップの大幅拡大となりました。
ボランチも、システム可変で、DFラインまでポジションダウンですが、3選手による組織・リスクカバー守備とともに、パス起点として高いゲームメイク力・パス能力・前線への攻撃参加が役割ですが、
DMF・・駒井 ゲームメイク力 ⇒8.5・パス能力 ⇒8.5・攻撃参加 ⇒8.5
DMF・・深井 ゲームメイク力6⇒7  ・パス能力6⇒7 ・攻撃参加5⇒6
DMF・・荒野 ゲームメイク力4⇒6  ・パス能力5⇒5 ・攻撃参加6⇒7
DMF・・小野 ゲームメイク力8⇒8 ・パス能力9⇒9 ・攻撃参加7⇒8
DMF・・中原 ゲームメイク力 ⇒5 ・パス能力 ⇒5 ・攻撃参加 ⇒6
DMF・・藤村 ゲームメイク力6⇒7 ・パス能力5⇒7 ・攻撃参加4⇒6
駒井が最強でスタメン確定、残り1枠を5選手で争奪ですが、深井~荒野の順で、フィジカルタイム課題の小野はピンポイント起用となり、次点は藤村で、中原は起用レベルに未到達です。
守備力は、深井~駒井~荒野~小野・藤村・中原の順で、
加味すると、スタメン駒井・深井、サブ荒野・小野で、このポジションも、駒井起用定着で、大きく戦力拡大し、特に駒井の「ドリブル突破=相手選手剥がしで数的優位確立」は、攻撃の中核の重要プレイとなります。

前線・FW選手も、激戦状態です。
前述「ミドルポスト戦術」も作動し、前年比200%の戦力拡大です。
選手特徴も多彩で、相手守備陣はプレイ予想も破綻し、完全に受け身・手も足も出ない完敗状態として崩壊となります。
トップ・・ジェイ 決定力8⇒9 ラストパス力8⇒8.5前線突破5⇒5
トップ・・鈴木  決定力 ⇒8.5 ラストパス力⇒8 前線突破⇒9.5
シャドー・・ロペス決定力 ⇒9 ラストパス力⇒8.5 前線突破⇒9
シャドー・・岩崎 決定力 ⇒7.5ラストパス力⇒7.5前線突破⇒8.5
シャドー・・チャナ決定力 ⇒7.5ラストパス力⇒8.5前線突破⇒9
シャドー・・檀崎 決定力 ⇒7.5ラストパス力⇒7.5前線突破⇒8
ここも激戦ですが、鈴木の前線突破力は圧倒しますが、ポストプレイ力が乏しく、ジェイがスタメン、鈴木は途中チェンジオブペースでの起用が正当です。シャドーは、ミシャも最大のお悩み事必至で、ロペスは突出しておりスタメン確定、残る1枠に、3選手が争奪戦展開ですが、僅差で、チャナ~岩崎~檀崎の順で、スタメンはチャナ、サブ岩崎登録となります。
このように、前シーズンのジェイ・三好・チャナの戦力値を倍増する戦力拡大が獲得できました。

(4)攻撃から守備局面
システム可変は、[3-2ー5]で、3枚DFラインがカウンターリスクを対応し、その間、一気に[3ー4ー3]で、ボランチはバイタルに残り、DFはラインに帰陣、サイドもボランチラインまでダウン。中盤守備力を強化し、相手パス交換の阻止・ボール奪取を図ります。
(1)(2)(3)検討でのスタメン選手は、そのまま(4)でも機能し、昨シーズンで発生のミスは減少し、カウンターリスク守備は上昇しています。
(5)守備局面
システム可変[5ー4ー1]組織・ブロック守備で、ボール奪取を図り、(1)局面へ転換を目指します。
スタメン選手の守備力は、個々には決して高能力ではないですが、全員守備・組織密集ブロック型守備で、網に掛けて、ボール奪取とします。
守備力は、前シーズンの経験(失敗・失点経験)累積により、戦術理解、ポジショニング適正化が進み、「ミスプレイでの失点排除」、適確ポジショニングで、大きく守備力改善、失点減少となります。
このシステムでは、守備の人・守備選任選手は居りません。

3.スタメン・サブ起用選手
以上の考察から、纏めると、

スタメン;
         ジェイ
      チャナ   ロペス
   菅            ルーカス
       深井   駒井
      福森 宮澤 進藤
         ソンユン 
 
サブ登録 ;  トップ:鈴木
      シャドー:岩崎
      サイド:白井・中野
      ボランチ・DF:荒野・小野
      GK:菅野

サブサブ; シャドー:檀崎
      ボランチ:藤村
      DF:早坂・石川・中村・濱・(ミンテ)
      GK:阿波加
 となります。

全パートで強大な戦力アップが達成できたものです。

posted by yuukun0617 |02:42 |

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