コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年09月25日

~進化~ 第27節J1リーグ状況-公式データより

今シーズンは、例年にはない展開が出現しています。
今シーズンを表す言葉は一言で「混戦」に尽きます。
残り7節まで到達し、近似勝ち点差に複数チームが集中していますね。
同様傾向は、例年どこかの順位位置に集中がありましたが、今シーズンの様に中心点が3つもある事は非常に珍しい現象です。
本ブログの点検は、この点から開始します。
1.勝ち点現状
順位・勝ち点・チームを掲載すると、
           下位との勝点差
1位 56点 広島    4 
2位 52点 川崎    9
3位 43点 FC東京  1 |
4位 42点 鹿島    1 |
5位 41点 C大阪   0 | 勝点差2位内3位~7位
6位 41点 仙台    0 |
7位 41点 コンサ   4 |
8位 38点 浦和    2
9位 36点 神戸    2 | 勝点差2位内9位~10位
10位 34点 清水    1 |
11位 33点 磐田    1
12位 32点 横浜FM  1 |
13位 31点 名古屋   0 |
14位 31点 湘南    1 | 勝点差2位内12位~17位
15位 30点 鳥栖    0 |
16位 30点 柏     0 |
17位 30点 G大阪   3 |
18位 27点 長崎  
3つの「勝ち点差2位内グループ」があり、毎試合の勝ち点に連動して、順位は大変動となっています。ここまで激しい「接戦・僅差・混戦」はリーグ始まって以来初の現況です。
その理由が、次の項目に由来します。

2.得点力上昇=失点「0」は困難傾向の進化
前26節に続く今27節の現象が、
得点「0」チームは、26節・27節連続で「わずか3チームのみ」=失点「0」チームは2節連続で「3チームのみ」となりました。
前節「0」得点チーム;コンサ・FC東京・広島
今節   同    ;コンサ・仙台・神戸 のみで、コンサは2試合連続無得点の唯一のチームです。
リーグ序盤~中盤は、「失点防止力」=守備力が主因でしたが、
終盤戦は、「得点力」=攻撃力が主導で攻守バランスも必要、に変化しています。 
シーズン得点数を点検すると、
               順位      失点     得失差
1位 45得点 横浜FM 14位 46失点リーグ16位 △1
2位 43得点 名古屋  11位 48失点   17位 △5
3位 42得点 川崎    2位 20失点    1位 +22
   42得点  広島    1位 21失点    2位 +21
5位 38得点 清水   12位 40失点   14位 △2
6位 37得点 鹿島    8位 34失点    8位 +3
   37得点  浦和    9位 27失点    4位 +10
8位 36得点 仙台    6位 38失点   11位 △2
9位 35得点 コンサ   7位 38失点   11位 △3
10位 34得点 FC東京  3位 25失点    3位 +9
 ・・・・・ キリが無いのでここまでで。 
現順位は、失点に連動していましたが、終盤戦は、得点力がポイントで、高い得点力による「勝利・勝ち点3」獲得が絶対条件です。
コンサは、公式リリースやマスコミリリースで宣伝した通りではありません。得点力は「リーグ中位の実力」、更に守備力は「リーグ下位の実力」数値でしかありません。このままでは、その数値通りの順位にしかなり得ませんね。
あらためて「超攻撃スタイル」を標榜しているに拘わらず「得点力は攻撃スタイルチームに程遠い得点力しか無い」との実態を直視するしかありません。
将来を掛けた「攻撃スタイル」であれば「その通りの得点結果」が絶対要件です。「得点力が無い攻撃スタイルチーム」の行く末は、自明の理です。
その原因は、多数回「シュート数=得点機会」、攻撃パターンにはありませんね。そこはここ2戦を除き、成長したストロングポイントとなっているもの。
問題は「ラストパス精度とクローザー精度」の2点に収束されます。
選手能力の問題も大きいポジションですが、「成長・改善の大幅不足」が主因です。「拙い・能力不足選手を起用し続け、実戦経験により、急成長を図る戦略」でしたが、シーズン終盤に至るも、殆ど解決・改善していません。
改善手法・方法の「誤り・不備・甘さ」が主因である事は否定しようがありません。監督・コーチ能力の問題です。
終盤戦で、時間が無いタイト日程の中、唯一の方法が「選手意識の変革・改革」しかありません。該当選手が、本心から、本気で「得点能力不足」を反省するのなら、すべき事に邁進するべきです。口先だけの選手は不要ですし、害です。選手の奮起を祈る事はし続けて来ましたが、「オオカミ少年は何も変わらずそのままです」。
<自己の限界は自己が作る>のダークセオリーがコンサに蔓延り始めているのでしょうか。
前節のコンサシュート7本-枠内数1本-得点無し
今節のコンサシュート8本-枠内数0本-得点無し
得点出来ないのは当たり前です。
「枠内」にさえ飛ばす事が出来ないシュートで、シュートの意味(当然得点獲得ですね)はありません。得点獲得意思の有無の問題です。

問題は、<選手間の信頼希薄化・喪失>の次元にまで至っています。
GK・DF陣は、身体を張って必至のプレイで「失点減退」を図っています。
中盤・サイドは、ギリギリの中、やっとのプレイを重ねて「シュートチャンス」を作っています。
しかし、その先「ラストパサーとシューター」の集中力と意思の欠けたプレイで、そこまでのプレイの積み上げを一気に「無に帰す」訳です。
全力プレイの代償が、安易なプレイによる相手カウンターでは、やってられなくなりますね。
チームプレイに至らない内容は、そこまで努力している選手の信頼感・プレイへの信念を削ってしまいます。徒労感が濃くなってしまうのですね。

実際、「得点獲得」局面では、ミスプレイや苦しいプレーは出て来ません。
「枠外ホームランシュート」で無得点状態に、多発しています。

コンサの正念場は、「前線選手」「監督・コーチ」に来ています。
しかし、ここでの踏ん張り・巻き返しの成功は、大きな成長へ直結します。
「課題・問題の先送り」はもうシーズンは無く、不可能です。
直前試合で解決するしかありません。
その過程・内容に、サポートを贈ります。

posted by yuukun0617 |00:03 |

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この記事に対するコメント一覧
Re:~進化~ 第27節J1リーグ状況-公式データより

前日の投稿の誤りは訂正しないのかい?

posted by どうなってんの| 2018-09-25 17:00