コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年08月29日

~進化~ 第25節神戸戦①対戦チーム点検

シーズンを決定付ける当面目標、第28節まで【8試合連続勝ち点獲得】4連続達成し、5試合目にして≪最大の山・壁 イニエスタ・ポドロスキのスター軍団神戸戦≫。
如何にして、この一戦、勝ち点を捥ぎ取るか。
「ミシャも、現在・いま、頭とハートをフル回転させていますね」。

それでなくとも、得点力はほぼ均衡、失点阻止はやや神戸が優位でしたが、
スーパースター加入でチームは激変しました。
先ず、起用選手が様変わりとなり、
「中盤~前線の突破力と決定力」が急上昇、
更に試合展開・流れを熟知した「試合コントロールの上手さ・勝負強さ」で、軟弱・良悪を繰り返していた不安定な展開も払拭し、
客観的には「リーグ随一・No.1の攻撃力」で、
コンサとの単純比較では、神戸の優位、は免れないですね。

この険しく・高く・強烈な壁からの「勝ち点獲得」は、高い戦術レベルと実施が必須条件です。

では、対戦チーム「神戸」の点検です。
1.現況 
順位5位 勝点36 10勝6分8敗 31得点26失点 得失差+5
(コンサ対比)
順位4位 勝点38 10勝8分5敗 32得点28失点 得失差+4
ほぼ同順位
特筆は、
⑥位-⑮-⑭-⑧-⑬-⑩-⑨-⑨-⑦-⑥-⑧-⑩-⑦-⑥-⑥位と下位から徐々に上昇。
中断明け、スーパースター起用から、
17節イニエスタ途中●⑥-イニエスタ起用〇④-イニエスタ不在△⑤-イニエスタ不在●⑤-イニ・ポド起用〇⑤-イニ・ポド起用△④-イニ・ポド起用〇④-イニ・ポド起用●⑤、
と一気に上位狙いのポジション。
しかし、前節横浜FM戦の様に、豊富なシュートチャンスとなり、ワンプレー毎の集中力に甘さが出て「シュート決定力」を急ダウンさせる事態となると、多数シュートを撃つも、枠内数・PA内数が少なく、当然の様にゴールせず、「より攻撃バランス」として、守備要員が減少し、カバーエリアが膨大・スペース多発、マークずれでの堅守網が緩み、複数失点にて敗戦との試合展開も、或る事を証明する試合でした。
2.試合数値(ここ3節推移で・・)

            第24節のみコンサ対比
  神戸㉒  ㉓  ㉔  コンサ㉔
得点  1  2  0    2
シュート数 9  9 19   13
枠内数 3  5  4    3
PA内数 5  7  8    5
決定率17.6% 22.2% 0%  15.4%
30m侵入51 48 59   37
 攻撃回数・決定率が抜群・各節リーグBest3位内のゲームメイク力
パス数 675 458  571    505
成功率87.6% 79%  83.7%  81%
 各節リーグ2位の成功率の高精度・テクニック・ポジショニング
クロス13  5 21   10
成功率23.1% 20%  19%   20%

失点  1  0  2    1
被シュート数15 18 9   14
被決定率6.7% 0% 22.2%  0%
  被シュート数は多く、意外にも中盤の守備に弱点。
  被決定率=DFにやや弱点。GKは優秀。

支配率 57% 50.4% 60.5%  57.3%
走行距離101 112  104   107
スプリント数117 152  140   158
  試合コントロール傾向。走力はコンサ優位。

やはり、前24節のシュート決定率、シュート精度低下が、敗戦原因でした。

3.戦術
【イニエスタ・ポドロスキスタイル】は【4-1-2-3】型で「4-2-1-3」フォーメーショの攻撃変化型。
サイドアタック・センターアタック両立型で、両ウィングの縦突破はサイド攻撃、中切込み・シュートはセンターアタックとなり、
2オフェンシブハーフのパス配給~前線へラストパスと、侵入してのシュート の陣型。
また3トップのフォアチェック・前線でのボール奪取は、危険な攻撃力のショートカウンター炸裂。
右ウィングにポドロスキが、左オフェンシブハーフにイニエスタで、前線CFウェリントンと田中順也です。
ポドロスキの突破と中切込み・シュート、イニエスタの前線4枚ターゲットへの芸術的ラストパス、GK前にDF陣を軽く躱しての決定機・超高精度Wレベルシュートと強烈です。
フォーメーションの弱点は、
ワン・ディフェンシブハーフで、バイタルのスペース発生や、釣り出しで、穴が空き易い。また、サイドバックのオーバーラップが、攻撃活性化のキーで、低レベルではウィング突破に打開困難が発生し易いものです。
藤田直之・三田啓貴のどちらかがターゲットです。ここに強力ボランチが居れば万全ですが、現在は物足りない起用で、コンサの攻め口です。
更に、サイドバックは、左ティラートン・橋本、右三原・高橋峻希で、攻守バランスは一長一短で、ここも物足りないポジション。
更に、2CB 大崎・ヤセルは明らかに弱体。渡部は前々節の大ミスでスタメン外れ継続で、ここもターゲット。

攻撃陣容と守備陣容の差は、天と地レベルで、コンサの対戦狙い目・ターゲットです。
4.メンバー
既に、前項で記載済み。
追記とすると、GKキムスンギュは、JリーグNo.1GKで、ソンユンの憧れの星・目標の名キーパー。

ここまで点検して来ると、
コンサの対神戸戦戦略は、前々節FC東京、前節清水戦同様、「失点、それも複数失点は想定。それ以上の複数得点獲得で、3得点獲得」です。
つまり、
現実的な検討では「撃ち合い合戦での撃ち合い勝ち」狙いしかないでしょう。

【 3-2 】の激闘勝利を狙います。
「2得点」では「引き分けの勝ち点1のみの獲得」
「1得点」では「撃ち合い負け・1-2の敗戦」しかないでしょう。
  

posted by yuukun0617 |21:15 |

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この記事に対するコメント一覧
Re:~進化~ 第25節神戸戦①対戦チーム点検

神戸戦かなり熱くなるのは必至ですが、守備陣のファールやイエロー、非常に心配です。
ゴール前でのFKもそうですがPKなんかも狙ってくると思うから本当に気をつけて欲しい。
前回は退場後に失点重ねたから参考にせず、フルメンバーでコンサの成長ぶりを見せつけましょう。
因みに、1番燃えてるプレーヤーはジェイだと思います。

posted by まさひろ| 2018-08-29 22:32