コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年06月05日

~進化~ 新シリーズ 現在・未来コンサ点検~⑥課題優先順

新シリーズ 現在・未来コンサ点検~⑥課題確認・取組み優先順の分析です。
これまでのブログ③公式データ値④失点パターン⑤得点パターンで確認した現コンサ課題点をまとめて記載すると。

1.課題の再確認
③公式データ値から
全体2項目➡A.支配率、C.スプリント数
攻撃3項目➡D.得点、F.決定率、H.パス数
守備7項目➡M.失点、N.被シュート数、O.被決定率、P.タツクル数、Q.クリア数、S.セットプレー失点数、T.クロス失点数  の計12項目と、多数の課題項目がありました。
「データは嘘をつかない!」真実の現状です。
ここからは、未だま、「大幅・急速な改善によるチーム戦力急拡大」が出来る余地(高い可能性)がある事を分かります。一歩ずつ前進・進化していきましょう!!

④失点パターンから
結論は、
★パターン特定はせず、全般の守備力が課題。
★失点時間帯ー2つの「魔の時間帯」対策
★失点改善「重点選手」へ対策・取り組み の3点です。
・パターン特定;セットプレー、スルー・ショートパス、クロス、ドリブル、こぼれ球、オウンゴールの各項目、偏り・長短所も無く、全般的な失点し、どの攻撃パターンにも「効果的な守備」となっていない事を証明しています。
・失点時間帯;「魔の時間帯」(最多失点時間帯)が2時間帯ありました。
<16分~30分>4失点(23.5%)・・パターン;クロス失点、原因;≪サイドハーフ裏を取られたクロス≫
<後半開始~60分>4失点(23.5%)・・パターン;ロストボール2失点、GK・CKが2失点、原因;≪運動量低下と注意力・集中力低下時間帯で、プレー集中力≫  この2時間帯の改善で、大幅失点改善が可能です。
・関係個別選手;「ミスプレイによる失点」は1失点のみで、ミスプレイ「後のプレイ」の問題で、ワンプレイのみで失点直結のパターンはありません。しかし、関係選手回数は、ワースト1位-13失点福森・ミンテ、3位-9失点進藤、4位-6失点駒井、5位-4失点深井・宮澤、7位- 1失点チャナティップ・菅・兵藤・石川と、選手毎に大きな差があります。
「失点改善」重点選手として、
 〇福森・ミンテの「固有守備力」改善
 〇進藤の「連携守備力」改善
 〇駒井の「ポジショニング」改善(裏のスペース対策)が課題。

⑤攻撃パターンから
〇スタメン前線選手の決定率(力)の低さ
〇一点大きな懸念点=ミシャ戦術チームに共通の大課題が「前線選手の低決定率」。「前線選手の一つのシュート毎の集中力・精度意意識」~「この一本を外しても、次のシュートで得点すれば良い」との意識・≪シュート至上主義≫偏重~。こんな、ミシャ戦術の「落とし物」=「前線選手の決定率ダウン」が、コンサにも浸透していないか。危険です。

2.課題取り組みの優先順位
 現在のコンサは、全てが「ミシャ戦術」に則り、個々の課題はその相関関係の中で、それぞれのポイント部分に位置しています。
 謂ってみれば、ミシャ戦術という大設計図の中、個別項目がパーツを構成し、そのパーツ毎「課題」として、課題点や問題点が位置しているという全体
図、という事ですね。
 ですので、各パーツ改善は、その周辺項目に直結し、大きく影響します。詰まり、「一つの課題改善は、その周辺項目のアップ、場合により課題点改善に直結」する訳です。例えば、「フィジカルアップ」は「運動量・プレイスピード、引いては、プレイ精度まで上昇させ、『成功率』課題改善となる」と言う事ですね。
 そのため、課題への取り組みは、2つのアプローチに分かれます。
「組織型取り組み」と「個人型取り組み」です。そして、項目により、「組織型」の追求・改善により、自動的・副次的に「個人型」改善ともなる「複合型」が「効率的なトレーニング・改善手法」となります。
これら3つの取り組みで、ミニキャンプ・中断期トレーニングを実施する訳です。
  改善・取り組みの優先順位は、一般論では、
①課題の認識・意識 ・・全体・共通認識設定
↓
②組織としての取り組み
↓
③個人としての取り組み(②で不足部分追加と個別課題) です。
しかし、課題の大きさ(影響・効果)により、取り組み順は修正・設定されます。
この原則からコンサ課題取り組みの優先順位は、

<1>前線選手決定率改善・・「ターゲット設定シュート」トレーニング
<2>「魔の時間帯」撲滅・・「高負荷状態での運動量・予測力・プレー精度の低下消滅」・・2部・3部練習での実戦形式トレーニング
<3>「パス改善」=パス精度・パス量アップ「ビルドアップ・パス成功率・パス連携力」改善・・実戦形式トレーニング
<4>失点重点選手-福利・ミンテ・進藤・駒井の個別課題改善・・実戦形式トレーニングの中での直接・個別指導と反復トレーニング
<5>サブ選手の戦力化・・個々選手の「自覚・自己変革意識」と「厳しく追及する自己意識とトレーニング実践」が大前提で、その意識保有の確認で、選手を振り分け、その意識保有選手のみを「準Aチーム」として、Aチームとの「実戦形式対戦トレーニング」で「Aチームレベル化」を図るもの。
残念ながら、それに入らない選手は「主力外選手」として「放出対象」となって行きます。その「判定・分離」も今回、中断期間トレーニングでの課題点です。

以上 課題の確認とその取り組み優先順位の検討・点検でした。

posted by yuukun0617 |07:57 |

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