コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年09月18日

~進化~  大課題「決定力(率)」について

前試合の監督コメントでの敗因が「決定力」でしたね。
確かに、シュート9本で無得点の決定率0%。
しかし、枠内率は神戸よりも高い「69%」で、その結果。
GK・DFのスーパーセーブ・ディフェンスが理由でしょうか。

コンサの2016シーズンから、永遠に持ち越している大課題「シュート決定力(率)」について点検してみます。

1.「決定力」分解と点検
先ず、決定力を部品レベルまで分解し、その個別項目を点検・確認してみましょう。
決定力は、シュートの得点実現力で、ラストパスがそのままGoalも、ましてオウンGoalも決定力ではありません。「得点獲得意思」によるシュートプレイでの得点実現力で、その「得点獲得意思」が決定的部品(項目)で、第1重点項目です。問題は、その意思の有無でも強さでもありません(全シュート、強い得点獲得意思そのものですから..)。ポイントは、得点獲得意思の「具体策としての方法認識」です。ここに第2重点項目として「得点獲得となるシュート内容の認識」があります。
と言うのは、得点となった全シュートには「得点となった理由」があるのです。
絶対にあり得ない原因は「偶然・幸運」で、前述の意図せずにGoalしてしまったラストパスやオウンGoalの話で、シュートプレイでは、明確に分離するものです。
実は、「得点となった理由」と「具体策としての方法認識」とは同義内容です。
それは、
a.シュート枠内、b.GKカバー外で「エリア外」か「タイミング外」の2項目です。
ただし、c.例外的に「弾道の強さ」もあり得るものですが、各国リーグでも1年に1得点あるかどうかの程度で、基本検討では除外すべき項目です(実際、より強靭なGKにより防御されるもの)。
という事で、第2重点項目は、得点獲得意思の具体策「a.シュート枠内、b.GKカバー外<エリア外>か<タイミング外>シュートの認識」です。
その次が、第3重点項目として、シュートテクニック・シュートの強さとスピードに高さがあります。基本的には、Jリーガーで低テクニックレベル選手は居ませんね。
ただ、点=ピンポイントで合わせるテクニックが上手いプレーヤー、DFの頭を越えた高さからのシュート、DFのマークを外すのが上手い、DFのディフェンスを弾き飛ばす強靭体幹、など優秀選手は何か得意・ストロングポイントを持っていますね。しかし、高さ以外は、テクニックも、体幹も、先天的はあり得ず、全て、後天的=練習で獲得したものです。
という事で、第3重点項目は、「シュートテクニック・シュートの質、フジィカルの練習によるストロング化」です。
要約します。「決定力」は、
第1重点項目:「得点獲得意思」
第2重点項目:得点獲得意思の具体策「a.シュート枠内、b.GKカバー外<エリア外>か<タイミング外>シュートの認識」
第3重点項目:「シュートテクニック・シュートの質、フジィカルの練習によるストロング化」  です。

2.「決定力低迷の原因と対策」
第2・3重点項目低迷の原因は、一点ですね。
具体的には、「練習メニューに無い」からですが、その理由は「課題改善への認識と意欲不足」しかありません。
つまり、四方田監督・スタッフコーチ、指導陣が理由です。

その証明は、他チームで多数実践の中で示され、各チームの「枠内シュート率」「決定率」として、勝敗を左右させています。
優秀指導陣程、「シュート数至上主義」の誤りから離脱し、「シュートの効率的な得点獲得指向」として「決定力(率)」向上主義に、チーム全体・各選手を変革・改善し、当然、たとえ少ないシュート数でも「複数得点獲得力」を構築し、順位アップとしています。

よって、対策も明確です。
監督・コーチスタッフの認識変革、全選手への第1~3重点項目の認識変革・実践徹底です。

3.具体的に
サッカーは、11人で作るもので、得点獲得も11人で構築するものですね。
しかし、選手は追い詰められて、2つの方向性に分岐します。
一つは、①自己にその原因と対策を求めるもの、
もう一方が、②他にその原因を指摘し対策・改善を求めるもの、です。
つまり、
決定力あるシュートを撃てない理由は、
①チャンスを活かすシュートが甘く、低レベルだ、から。
②精度の高い、適格なラストパスが来ない、から、  の2通り。
そして、②の方向性は、打開も、解決も、レベルアップも程遠くなり、時には、チーム崩壊まで招きます。
正解は、①ですね。そして、全選手が同一アプローチにより、結果として、ラストパスの精度・適格さも打開され、チームとして課題が解決される訳。

最近の都倉は、①自己の原因を求める 意欲・姿勢にグラつきを見ます。

サッカーは、100%プレーはありませんね。全プレー、高レベルとなっても、9◇%で、どこかは、ミスやズレが発生するものですね。

優秀な選手は、「あの選手には、ピンポイントでなくても何とかしてくれる」と周囲の選手が信頼と願望を抱く選手ですね。
アバウトなラストパスも、トラップやテクニックによる強引なシュートで、シュートチャンスとするFWが優秀選手で、それを実現するために徹底練習により実現する選手です。
また、練習でも、高精度のラストパス・プレスキックだけでなく、現実では何倍も多く発生する「アバウト・ラストパス」からの得点獲得練習が効果的・有効で、多数回実施する必要があるものですね。

ちょっと前の都倉は、そんな選手でしたが、最近(チャナティップ・ジェイBの加入以降と見えますが..)、得点獲得が遠のき、プレーの自信喪失気味と同時に、信頼・願望も低下。

しかし、そんな小さくならず、チーム・自分の未来とサポーターのため、①自己研鑽に邁進して欲しいですね。 努力・練習の量に比例し、プレーの精度・洗練・キレが復活し、得点獲得ペースが再開します。

ヘイス・ジェイB・チャナティップは、①~③重点項目の理解と実践度が高い選手で、「決定力」の高い選手となっています。

逆に、従前より在籍FW・攻撃選手は、ほぼ低「決定力」選手ですが、①~③重点項目の実践度が低い事が、原因です。

しかし、選手の自主性に委ねるチーム課題・状況ではありませんし、その様な選手に(育成?)したのは、やはり、監督・スタッフコーチの指導陣です。

社長も、ラジオの部外では無く、明確に指示・指摘する局面まで来てしまいましたので、尻労願いしますよ~。

という所でした。  改善は、直ぐ・直ちに開始出来るものですが、始まるのかどうか、ですね。

posted by yuukun0617 |19:26 |

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