コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2017年07月22日

~進化~ シーズン後半戦へ進め-3

我がコンサは、ミニキャンプとはしていない数少ないJ1チームですが、
明日のムアントン戦・宮の沢でのTG・実質的にTG目的度が上がっているC大阪戦の、実戦3試合で、戦力調整を纏める目算で、進んでいますね。
最初と最後は、謂わば「超豪華な強力練習相手の胸・肩を借り」、高レベル練習相手とのマッチアップで「より高いレベルのプレイ」を引き出して貰う、との他力本願型レベル改善プランです。コンサの教育・練習力では到底叶わなかった改善も、棚ボタ式で獲得できる・か・も、ですね。・・・ でも、練習内容・質は、本当に深刻な程、低レベルです! 監督・コーチの真剣度には、強く疑問・疑念が累積し続けています。Wクラス選手だった「伸二・稲・兵藤」、追求型「都倉・増川・河合」が良く黙って付いていってますね。

愚痴は辞めて、前に向かいましょう。

前々回、前回ブログで、18節までの戦績データを分析し、現状課題を探り出しました。
いよいよ、その改善策の策定に入ります。

解かり易くするため、課題項目を一覧に。(詳細は、前々・前ブログをご覧下さい)
改善結果 ①勝利数・敗戦数の改善
     ②得点・失点の改善
練習   ③シュート枠内数・決定率の改善
練習   ④枠内シュート決定率=シュートターゲット成功率の改善
練習・戦術⑤パス成功率の改善
戦術   ⑥敵シュートの機会・阻止の改善
戦術   ⑦前半30分~75分(45分間)低レベルフィジカルの失点パターン改善
戦術   ⑧攻守両方のため攻撃時間の拡大
戦術   ⑨支配率根本改善は不可能で、守備陣布陣位置上げるで、少改善
練習・戦術⑩著しく劣後のスプリント回数の改善
 +
戦術   ⑪現行失敗システム戦術の改善

改善策の策定順は、当然、
  戦術:⑪・⑤・⑥・⑦・⑧・⑨・⑩ 
⇒ 練習:③・④・⑤・⑩
⇒ 結果:②・③ 
⇒ 結果:①      です。

 = 改善策 =
1.⑪現行失敗システム戦術の改善
  ⑨支配率根本改善は不可能で、守備陣布陣位置上げるで、少改善
 大きくシステム変更する時間・能力もありません。現在の保有能力からの改善ですね。
「堅守・速攻」戦術を捨てるのは不可能です。
ズバリ、
【3-3-1-1-1-1】 
 第1列  ・・3DF  -3TOPにマッチアップ、2TOPに+1枚
 第2列・・2SW・1A -3バック最大の弱点両DF脇・バイタル守備
 第3列  ・・RDMF -Rハーフ位置カバー・アンカーと連動
 第3.5列・・LAMF -Lハーフ前位置カバー・TOP下役
 第4列  ・・RSFW -R前線・シャドー得点・飛出しアシスト
 第4.5列・・LTFW -L最前線・1TOP・クローザー
【陣形布陣位置- 38~40m】
 失点時間帯の30分~75分は、平均36.7~37.8mで、
 試合開始時38.6mから、2mラインが低下しています。 
 試合開始時38.6m以上を維持し続けた守備陣とします。
この2点の改善は、

スペースをほぼカバー、

選手ポジションも平行から斜めスライドとなり、相手守備マークのギャップを作り易く変化し、相手の複数守備局面が、単独守備局面に変化させられ、パスコース、侵入スペースを産んで、カウンターもショート・ロング共に効果・有効性が上昇します。

連動して、⑤パス成功率の改善と⑧攻守両方のため攻撃時間の拡大にも、改善効果が連動します。パス成功率のポイントは、正しい敵・味方プレイの予測によるパス選択判断、パスコース作りの動き出し、パステクニックの3つですが、パスコースの増加で、直ちにパス成功確率を上げるパスコースの複数化となり、パス成功率を上昇させるものです。

そして、パス交換の増加は、当然、攻撃時間の拡大となり、

⑦前半30分~75分(45分間)低レベルフィジカルの失点パターン改善に繋がる、フィジカル低下防止・改善となる訳です。そのフジィカル改善により⑩著しく劣後のスプリント回数の改善まで到達します。
  参考に選手配置例を載せます。

      ジェイ            4.5列目
            都倉       4列目
    ヘイス              3.5列目
           兵藤        3列目
  福森    稲本    マセード   2列目
    菊地      横山       1列目
        増川
       ソンユン

2.練習
純粋に練習
③シュート枠内数・決定率の改善
④枠内シュート決定率=シュートターゲット成功率の改善
戦術からの練習
⑤パス成功率の改善
⑩著しく劣後のスプリント回数の改善  

③と④は、同一過程の中、順番は、④⇒③となります。
④シュートターゲット成功率に課題は集中されます。
改善練習は、個々選手の意識・認識へガッチリ埋め込む内容で、
【ゴール枠内の、得点高確率ポイント=ターゲットへ、すべてのシュートで狙う】謂わば「習慣」意識・認識です。
反復シュート練習・各練習内シュートでの徹底練習で、比較的短時間で大きく改善の効果となるものです。実際、個別チームでは、既に当然のメニューとしているチームと、全く課題認識外チームに二分され、実際試合で、大きな「枠内シュート決定率」「枠内シュート率」「シュート決定率」「得点数」と連鎖する「チーム差」の源泉です。
コンサは、勝ち組に入りましょう。

⑤⑩は、戦術の是正と理解を前提にした練習です。
前述の戦術改善の実施により、コンサ陣形位置を上昇し(DFライン38m以上)、
縦コンパクトネス(FW~DFの距離=縦の選手密集度)リーグ4位の密集陣形を、
縦に急上昇・拡大する「攻守切り換え」で、縦方向で相手の守備・マークのズレが発生し、そのスペースを突いた、サイドと弱点の中央突破も含めたショートカウンターが可能となります。当然、適陣内パス成功率は上昇(支配率も上昇)し、パス交換の増加は、選手の運動量を減少させ、フィジカル低下を抑制する効果まで連鎖します。

戦術改善を契機とした両課題の改善だけでなく、
練習反復により、相手・味方のプレイ予測経験の累積も、パスターゲットのプレイ予測と実プレイとの精度が上昇し、⑤パス成功率上昇、⑩フィジカル消耗の抑制からスプリントの継続・回数増加、と出来るものです。プレイ予測力のヘッドワークと、パススピードアップのための出し手のより強く速いパス力、受け手の強いパスのトラップ・ボールコントロール力のテクニック練習は、基本メニューですね。

練習は「目的と効果」が最重要基準で、「内容・タイミング・強度」を決定するもの。
コンサ練習のレベルの低さは、目的と効果が基準との認識の甘さを起因とし、工夫や改善の乏しいメニュー・内容・強度となっているものと思います。
【適正な練習目的と効果測定による改善】に変化する機会です。

厳しい練習2試合相手により、戦術とプレイの目的・精度・スピード・強度は、対戦相手レベルまで対抗させるためのブラッシュアップが半ば強制的に求められ、選手は懸命に取り組む中で、何日分の練習以上の成果となる事を期待します。

次ブログで、まとめとしての選手起用・試合展開編を。
  


posted by yuukun0617 |15:33 |

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