コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年06月19日

リョコーキ2

さて、一路、南三陸町へ。

途中でトイレタイムでブログにアップした地図の写真を撮影。

南三陸町に入ると、道路の両側の杉林の手前の全面だけが枯れている。潮に浸かって枯れているのだそうで、「ここから異様な風景か・・・」と。

ひどく壊れている建物が視界に入って「これが、町の防災庁舎ですか?」「いやいや、まだ、向こうです」

で、防災庁舎。テレビで見るように、鉄骨だけが剥き出しで、その上にアンテナが建っている。あのアンテナによじ登って助かった人もいるのか・・・。

志津川病院にはまだ船が乗ったままになっている。こんな大きい病院があった街だったのか、と思うも、とにかく広く空き地ばかり。15メートルくらいの高さの崖に、木があってそこに引っかかったままの自動車が今もあり。その近くの雑草の中にも車。

それ以外の被災した車は1箇所に集められて置かれている。どこででも見る廃車置き場とは明らかに違う感じ。

別の場所の瓦礫の中には、どこから運んだのか、SLも転がっていた。

防災庁舎前の祭壇で車を降りて合掌。何も持って来なかったことが申し訳ない。それから、高台の中学校へ。被災地全体が一望。これだけの面積の所に、津波が3階建てに避難しても逃げられないだけの量が押し寄せた。自然災害の恐ろしさ・脅威を目の当たりにした。

中学校の校庭にはたくさんの生徒がいたが、ほとんどは遠くの登米市に避難していてそこから通っているのでないかと思われた。

校庭の片隅には仮設住宅があり、こんな高台まで行き来するのに大変なことは容易に想像できる。

震災は終わってないのだなあ。

続く

posted by yordel1 |20:31 |