スポンサーリンク

2017年12月01日

監督交代

ペトロビッチ監督は実績も実力も申し分ない監督です。
監督の手腕に疑いの余地もありません。
監督は現場の最高責任者です。
ゲームは監督が最終決断して動きます。
ヘッドコーチではありません。

ペトロビッチ監督の戦術が矛なら四方田監督の戦術は盾。
お互いの短所を補完しあえるのなら申し分ありませんが、相反する哲学を持った2人は交わるのでしょうか?
結局ペトロビッチ監督に決定権がある以上、四方田監督の良さは本当に活かせるのか心配です。

クラブはチーム戦術を180度転換したと思われても仕方ない人選をしました。
鹿島アントラーズのようにチームカラーが浸透して「うちはこういうサッカーをするんだ」というものが確立していれば、監督が変わっても大きくズレる事はありません。

コンサドーレは、今回大きなチャレンジをする決断をしたのだと思います。
リスクを冒さなければ成長はありません。
チャレンジはいいことです。が、私たちは過去の失敗を経験値にして今、やっとこのポジションにたどり着きました。
財前監督からバルバリッチ監督、四方田監督と組織的な守備をベースにある程度計算できる試合運びができるようにチームが熟成してきました。

過去、監督交代がチームに大打撃を与えたこともありました。
そのリスクを冒すことは、今までの経験を活かしているのでしょうか?
「何事もやってみなくちゃわからない」
たしかにその通りです。
でも、今までの経験を活かさないで博打のような舵の切り方はして欲しくありません。

ラジオの話で野々村社長の考えは分かりました。
野々村社長は今まで実績と結果を残してきた頼りになる社長です。
長年チームを見てきたサポーターとしては、今回のクラブの決断が単なる思いつきではないことを示してほしいのです。

ペトロビッチ監督になったら、どんな戦術をどんな選手を使って展開するのか?
来期の目標はどの辺りを目指すのか?
四方田監督の戦術と相反するペトロビッチ監督仕様にする為に、今までの積み上げを捨ててチームをこれから一から作り直すのか?

サポーターは長年待ち続けました。
やっとJ1で戦う目処がつけられるようになったと安心した矢先に全く違う哲学を持った監督に交代。
これで失敗したら今までの我慢はどうなるのかと。

私はかなり戸惑っています。

今回の監督交代は、クラブとしては相当大きな決断になり、今後の命運を大きく左右しかねないものになりそうだと思っています。
同じ事を繰り返しますが、ペトロビッチ監督の手腕に疑う余地はないのです。
チームの方向性が見えない事に戸惑っているのです。

明日の最終節、社長は四方田監督は何を語るのでしょうか?






posted by ykk-i |18:23 | チーム強化への提言 | コメント(0) | トラックバック(0)